ニュース 速報 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
現在位置は
です

本文です

交通事故・飲酒運転NO

春の安全運動 「雑賀衆」も呼びかけ

街頭啓発活動に出発する白バイ隊員ら(県庁前で)

 春の全国交通安全運動が6日始まり、県内各地で事故防止や飲酒運転根絶を訴えるイベントが行われた。

 県庁前の街頭啓発出発式には、県交通安全協会などの200人が参加。永松健次・県警本部長は「高齢者の事故が増えている。現状をふまえ、運動に取り組んでほしい」とあいさつ。仁坂知事が新小学1年生2人に交通ルールが書かれた冊子を手渡した。

 和歌山市の県立近代美術館前では、戦国時代の鉄砲集団「雑賀衆」にふんした「孫市の会」のメンバーら約90人が集合。森下幸生会長(54)が「春の全国交通安全運動は大成功間違いなしじゃ!」と、全員で勝ちどきをあげ、ドライバーに事故防止を呼びかけた。

 御坊市の御坊保健所では、漫画家のマエオカテツヤさん(42)が交通安全講話を行った。若い頃、同乗した知人の車が事故を起こし、全身打撲のけがをして以来、車に乗るのが怖くなったというマエオカさんは「けがは治っても心の傷は治らない」と安全運転の大切さを強調した。

 同運動は15日まで。

2010年4月7日  読売新聞)
現在位置は
です