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ガス会社関連ビル玄関に発砲、けが人なし 福岡市東区

2010年4月7日0時47分

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写真:弾痕が見つかった2階玄関を調べる警察官=7日午前0時12分、福岡市東区東浜1丁目、溝脇正撮影弾痕が見つかった2階玄関を調べる警察官=7日午前0時12分、福岡市東区東浜1丁目、溝脇正撮影

写真:発砲事件があったビルの駐車場付近を調べる警察官=6日午後11時46分、福岡市東区東浜1丁目、溝脇正撮影発砲事件があったビルの駐車場付近を調べる警察官=6日午後11時46分、福岡市東区東浜1丁目、溝脇正撮影

地図:  拡大  

 6日午後10時50分ごろ、福岡市東区東浜1丁目の西部ガス関連ビルで発砲音がした、とビルの関係者から110番通報があった。福岡県警が調べたところ、2階玄関口に銃弾が少なくとも5発撃ち込まれて玄関扉のガラスが割れ、薬莢(やっきょう)が数個落ちていた。けが人はいない。県警は発砲事件として調べている。

 東署によると、ビルは8階建てで、西部ガスの複数の部署が入っている。現場から黒っぽいバイクに乗った犯人と見られる人物が逃走するのが目撃されたという。紺か黒の上着を着て、白のフルフェースのヘルメットをかぶっていた。

 現場は福岡都市高速の東浜出入り口近くで、工場や倉庫などが立ち並ぶ一角。近くに住む会社員男性(31)は「この辺は夜は車の通りも少なく静かなところ。驚いたし気味が悪い」と話した。

 西部ガスを巡っては、2007年2月、北九州市小倉北区の新築中のビルと福岡市博多区の本社が入居するビルに、それぞれ銃弾が撃ち込まれる事件が起きている。

 福岡県では、暴力団の資金源を断つことなどを目的とした県暴力団排除条例が1日に施行されたばかり。県内の発砲事件は今年に入り5件目となった。

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