以下、中国語サイトより。
出典わからずで、真偽のほども不明。
ドイツ語読める人プリーズフォローミー。



2002年、ドイツの歯科材料会社が中国製義歯をドイツ製と偽装販売し、4人が逮捕された。
事件に関わった歯科医師は2000人以上。
損失額は、数億ユーロに及ぶと予測される。

歯科材料を扱う「Globudent」社は、中国製の低価格義歯を120ユーロで輸入、歯科医師と結託し、患者にはドイツ価格約900ユーロの請求書を出していた。
患者あるいは保険会社から料金が支払われた後、歯科医師は1/5〜1/3をリベート代として残し、余剰分を同社に支払うという仕組みだった。
Wuppertal市検察庁はGlobudent社ほか14社を捜査、同社社長ら全4人を逮捕。
被害に遭った保険会社は詐欺に加担した歯科医師を公表し、他社に注意を呼び掛けた。
保険会社によると、被った損失額は少なくとも5000万ユーロに達する。
ドイツ歯科技術協会ウルフ会長は、アジアの低価格歯科材料を使用しないよう業界に警告、
「原材料が適切でない場合、炎症や歯の脱落、発がんに及ぶ可能性がある」
と述べた。
一方、中国側メーカーは、歯科材料は輸出先の国の原則に従っている、と反論。
「日本などではクロムとニッケルの使用を禁止しており、金あるいはプラチナを使っている。
しかし、ドイツでは発注を受けた時に使用金属について説明しているはず。
以前はクロムとニッケルは非常によく使われた材料であり、今は中国の歯科医師も使っている」

中国の歯科メーカーの多くはドイツ企業よりも早くISO9000などの国際規格を獲得、品質もドイツ製に劣らない水準となっている。
実際、ドイツ歯科界は10数年来、タイ、シンガポール、インドネシア、香港、深センなどアジアで歯科技工を行っており、一般にも知られている。
さらに、ドイツの歯科材料会社は問題となったGlobudent社と取引があり、ビジネスで協力関係にあった。
ドイツは数年来、中国の歯科材料会社に歯科機械および材料を輸出している。
ドイツの歯科医師は石膏模型を香港ほか中国の都市に送り、3,4日でクラウン、ブリッジ、義歯を入手し、その後はドイツの歯科技工士がドイツの歯科技術を用いて仕上げを行っている。
つまり、これら輸入義歯も、ドイツ製といえなくもない。
中国製義歯は100〜130ユーロで入手できる。

ドイツの専門家の意見も一致しない。

ドイツ歯科医師会会長は、懸念がある患者はかかりつけの歯科医師に問い合わせるよう提言、深刻な問題が起きた場合は歯科医師会の推薦する実験所にて成分調査することも可能としている。
ボン連邦の医薬機器部門主任は、中国製義歯が健康に有害である可能性は低いとし、さらに、
「最近まで北京にいたが、世界レベルに達していた」
とも述べた。




以上。
逮捕者がどんな罪名で立件されたかわからず。
詐欺?
ドイツは、補綴物の製作地など情報提供と患者の承認サインが義務化されているから、詐欺での立件も可能かもしれない。
「平成22年通達」じゃ無理だろうが……。
http://soshougikoushi2007.up.seesaa.net/image/22-3-3120korosho-22nentsuutatu.pdf
あとまあ、ベリリウム入りの歯科材料を輸出して、補綴物になって還流してくるって話はどこぞで聞いてびっくりだったが、世界的にはすでにフツーだった。
グローバル化の前に、まずクサイモノにフタ体質を何とかすべきだろう。