TBS系の時代劇「水戸黄門」に24年間、レギュラー出演してきた女優由美かおるさん(59)が、12日に始まる同ドラマ第41部を最後に降板することが5日、分かった。
由美さんは同日午後、東京・赤坂のTBSで記者会見し「苦しいことも楽しいこともありました。これからは家の近くの銭湯で伸び伸びと泳いでみたい」などと笑顔で語った。
由美さんは1986年の第16部からレギュラーに。演じる女忍者の入浴場面は番組の名物の一つで、これまで200回以上放送された。
当初は、かげろうお銀役で、途中から疾風(はやて)のお娟(えん)役で出演を続けてきた。第41部でも、得意の変装を生かして情報を探る役として活躍する。