2007年04月24日
第一種住居地域？〜第一種住居地域って何なのさ？？？
こんにちは！
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さて、「もう」と言うべきか、「まだ」と言うべきかよくわかりませんが、今回は用途地域特集の第５回目、住居地域の中の第一種住居地域についてご説明します。。。
まず、住居地域には、第一種住居地域と第二種住居地域があるのですが、この地域のコンセプトは、「（主として）住居の環境を保護するための地域」ということです。
誤解を招きやすいのが、「住居地域」という呼び方で、「住居がメインの地域」と思われがちですが、実際にはスーパー、ボーリング、カラオケなどが建つ可能性があり、「住居地域」というよりはむしろ「住居＆商業混在地域」と呼んだ方がふさわしいのではないかと思える点です。
「住居地域」にて制限されているのが「大規模な店舗やオフィスビルなどの建築」と覚えておいた方がカンタンかもしれませんね。
したがって、「住居地域ならではの良好な住環境」が守られにくいというのが、この「住居地域」のデメリットです。
逆に、もちろんその分の利便性は増しますから、それが住居地域のメリットとも言えます。
家から歩いてすぐのところにスーパーなんかがあれば、非常に便利ですよね。
売るときや貸すときの「ウリ」にもなることでしょう。
したがって、デメリットは裏腹にメリットともなる訳で、一概に「良い／悪い」と決めつけられる訳ではなく、そこに住む人の嗜好によっても大きく左右されると思います。
という訳で、第一種住居地域には、宗教施設（寺院など）・診療所・公衆浴場・小中高・老人ホーム・床面積５００�屬鯆兇┐訶絞沺�飲食店・床面積が1,500�岼焚爾韮桶�以下が店舗や事務所・大学・高専・専門学校・病院・自動車教習所・ホテル・旅館・スケート場・ボーリング場が建設できます。
第二種中高層住居専用地域と比較して、自動車教習所・ホテル・旅館・スケート場・ボーリング場などが加えられていますが、第二種住居地域では許されているマージャン店、パチンコ店、カラオケボックスなどの遊戯施設は規模にかかわらず第一種住居地域では、建築できません。
結論としては第一種住居地域は、実質「住居＆商業混在地域」の中では、ある程度の歯止めが利いている地域とでも覚えておけばよいのではないでしょうか。
それでは今回のお役立ち不動産情報はココまでとします。
(*^_^*)
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