 |
2010年4月5日(月) 19:30 |
|
|
 |
香川、USBメモリ紛失多発
さぬき市の中学校校長が、今年3月まで勤務していた中学校の個人情報が入ったUSBメモリを紛失した問題は、その後の調べで生徒のべ3166人分のデータも入っていたことがわかりました。 香川県内の公立学校でのUSBメモリ紛失は、今年に入って3件目です。
香川県教委員会は、当初、校長が紛失したのは、今年3月まで勤務していた高松北中学校の教職員の勤務評定と発表していました。 ところが、校長のパソコンを調べたところ、メモリには高松北中・高校の生徒延べ3166人分の情報が含まれていることが明らかになりました。 香川県内の公立学校でのUSBメモリ紛失は、今年に入って早くも3件目です。 香川県教は、去年9月に県立の学校に通知を出していました。 USBメモリは、学校で指定したものだけ使い、USBメモリを学校の外へ持ちださないという内容でしたが、今回、指導にあたるべき校長がUSBメモリを学校の外へ持ち出して使っていました。 校長は、異動先で資料を作る際の参考にするため、メモリを持ち出したと話しているということです。 香川県教育委員会の通達では、USBメモリをどうしても学校の外へ持ち出す必要がある場合、学校へ文書で提出することになっていますが、実際に記入しているかどうかも確認できていないという答えで、あらためて個人情報のずさんな管理が浮き彫りになった形です。 香川県教育委員会は、USBメモリの管理体制について早急にガイドラインを策定するとしています。 生徒の大切なデータをいかに守るのか、実効性のあるマニュアル作りが求められています。
|
|