本文の文字サイズを変える
スカイマークに改善勧告=「英語力不足」「点検不備」−特別監査で判明・国交省

スカイマークに改善勧告=「英語力不足」「点検不備」−特別監査で判明・国交省

 安全上の問題が相次いだスカイマークに対し、国土交通省は6日、特別安全監査で乗務員の英語力不足や不適切な機体点検などの不備が判明したとして、業務改善勧告を出した。同社への業務改善勧告は2006年に続き、2回目。
 同省航空局によると、新たに(1)客室乗務員の英語力が不足し、外国人乗務員の呼び出しに応じられなかった(2)機内の安全設備を説明する乗務員を減らし、一部の座席から見えにくくなった(3)操縦室内の酸素マスク着用ルールが守られなかった(4)乱気流に遭遇した後の機体の点検が不適切−などの問題点が明らかになった。
 勧告は、安全統括管理者の職務の改善や乗務員らに対する教育訓練を拡充するよう指摘。今月13日までの改善計画書提出を求めた。(2010/04/06-11:24)


関連ニュース

社会


▲このページのトップへ