(CNN) ニュージャージー州のトレントンの警察は2日、7歳少女への加重性的暴行の容疑で13歳の少年を含む計5人の男を逮捕したと発表した。少女の義理の姉にあたる15歳少女が金欲しさに容疑者たちに性的関係を持つことを許した疑いがある。
15歳少女も、加重性的暴行、監禁、売春ほう助などの容疑に問われている。自らも容疑者たちと性的関係を持っていた。7歳少女の集団暴行事件にトレントンの地域社会は強い衝撃を受けている。
逮捕されたのは地元などに住む13歳、14歳、17歳、19歳に20歳の5人。暴行には最多で7人が関与している可能性があり、逮捕者が増える可能性がある。
地元警察によると、事件は先月28日、15歳少女が妹の世話をしていた時に発生。容疑者2人と知り合い、アパートに来るよう誘われ、応じて妹も連れていった。少女は最初、自らが現金と引き換えに性的関係を持つことに同意。この後、妹に触れることも認めていた。
しかし、容疑者たちの行動はその後、凶暴化し、「叫ぶと殺す」などと脅し、妹に暴行を加えていた。妹は被害を受けてアパートを離れた後、女性2人に発見され、自宅に送ってもらっていた。
調べによると、15歳少女は容疑者たちから現金をもらっていたが、額は不明。その一部を妹に渡した可能性がある。
事件を受け、地元警察は暴行現場となった空き家の公営アパートを捜査、別の事件で男女27人を逮捕している。近所の住民によると、このアパートは若者の男女のたまり場となっており、薬物吸引、飲酒のパーティーが夜を通して行われることがあったという。