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6歳で両親に捨てられて…13歳少女事実だけ歌う
5月にデビューする13歳の中川あゆみ
Photo By スポニチ |
自分に起きた事実しか歌わない異色の歌手が現れた。神奈川県横須賀市在住の中学2年生、中川あゆみ(13)。「事実〜12歳で私が決めたコト〜」と題した自作詞で5月5日にエイベックスからデビューする。6歳で両親に捨てられた心情を赤裸々に歌い、CDジャケットは真っ黒な喪服姿。すべてが衝撃的な少女の登場だ。
7年前 私は三原あゆみだった――という驚きの歌い出し。宇多田ヒカル(27)の母親として有名な藤圭子(58)が今からちょうど40年前、♪十五、十六、十七と――と歌った「圭子の夢は夜ひらく」をほうふつさせる衝撃的な内容だ。
6歳の時に両親が離婚。いずれも不倫していて親権を放棄。実母の母親である中川登志子さん=横須賀市=が養女として育てた。別れ際「また会いに来る」と言った父、「私には私の、あゆみにはあゆみの人生があるのよ」と言った母からその後も連絡はなく、実母と登志子さんも音信不通だ。
歌い始めたきっかけは、登志子さんが経営するスナックで歌うと客からポッキーをもらえたから。次第に歌が自分の心のよりどころになり、10歳から横須賀中央駅で路上ライブをスタート。プロを目指してエイベックスのオーディションを3年連続で受け「ただならぬ決意と悲壮感に圧倒された」というスタッフの目に留った。
スタッフに放った言葉は「幻想や願望を歌っても伝わらない。自分に起きた事実と決意を歌っていきたい」。事実しか歌わないノンフィクションシンガーの誕生。発表する全シングル曲のタイトルを「事実」にし、副題を付ける。歌う「事実」がなくなれば引退。まさに人生そのものだ。
40年前、藤の歌を作家の五木寛之氏は「怨歌(えんか)」と呼んだ。あゆみの歌はより怨念度は高いが、決して“怨歌”ではない。“援歌”に昇華させているのが、彼女のシンガーとしての生き方であり、未来だ。
「赤ちゃんポスト」拡充など子を捨てる親の問題が深刻化している。あゆみは「今、私のような家庭環境の子は珍しくないと思う。自分のことを不幸だとは思わない。歌を通じて、頑張ってる人、苦しんでいる人たちに何かを与えることができれば」と話している。
◆中川 あゆみ(なかがわ・あゆみ)1996年(平8)5月4日、神奈川県生まれの13歳。両親の離婚前の姓は三原。デビュー曲の作曲は新進作家の五戸力、夏海両氏の共作。CDジャケットの喪服は両親に捨てられ悩んでいた自分からの決別を意味する。好きな歌手は絢香。
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