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◆サッカー 関西学生リーグ前期第1日 関大6―1関西国際大(3日・鶴見緑地)リーグ戦が開幕。開会式に引き続き、2試合が行われた。2シーズン制だった2006年秋以来、4年ぶりの優勝を目指す関大は、3年連続の得点王を狙うエースFW金園英学(かなぞの・ひでたか、4年)が、ハットトリックを達成した。1部に初昇格した関西国際大に6―1で圧勝。また、連覇に挑む関学大は3―0で甲南大に完封勝ちした。
申し分のない「開幕ハット」で白星発進に花を添えた。1点リードの前半28分、そして後半5分と同24分。金園はボディーバランスのよさを見せつけ、ゴールネットを揺らし続けた。「守備で1年生が2人入っていたので早く点を取って、楽にさせてあげたかった」。184センチの長身FWが、3年連続の得点王へ好スタートを切った。
3月の全日本大学選抜では、J1神戸の特別指定選手、永井謙佑(福岡大)とツートップを組み、2週間の合宿中は同部屋。大学屈指の快足FWは今月7日のセビリア戦(長居)に向けた日本代表に招集された。「すごく刺激になる」と目を輝かせた。
今年に入り、J1磐田の練習にすでに2度、参加した。「早い時期に(進路を)決めたいけど、他チームを見たい気持ちもあります」。日の丸が遠い目標でなくなった今、まずは関大のエースとしてゴールを量産する。
(2010年4月4日11時52分 スポーツ報知)