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往来危険容疑:線路に2キロの砂袋、特急が急停車 京都

 4日午後9時ごろ、京都市南区のJR東海道線向日町駅構内で、通過中の富山発大阪行き特急電車の運転士が異常音を聞き、緊急停車した。車両に異常はなく、乗客約500人にけがはなかった。ホームの北約40メートルの線路上に、列車に踏まれて二つに割れた重さ約2キロの砂袋(縦50センチ、横30センチ、厚さ10センチ)が見つかり、何者かが砂袋を線路に置いた可能性もあるとみて京都府警南署が往来危険容疑で捜査している。

 JR西日本によると、敷石の飛散防止ネットを押さえるため線路横に置かれている砂袋で、直径3~5センチの敷石が詰められていた。特急電車は現場を時速約100キロで走っており、同社は「脱線の危険もあり悪質」としている。

 影響で、上下線2本が部分運休。7本が最大27分遅れ、約2000人に影響が出た。【太田裕之、広瀬登】

毎日新聞 2010年4月5日 1時52分(最終更新 4月5日 10時55分)

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