●地元と東京の違い、そして地元で行きたい場所はまさかの…!
――東京に出てきて感じた高知との違いとは?
小野さん:まず電車。今もだと思うんですけど、単線なんです。ワンマン電車で一両だけですし…高知はそれで成立しているんですけど、だから東京凄いなって思いましたね。電車の本数とか車両の長さとか、そこにまず驚いた記憶がありますね。あと味付けの濃さですね。まぁでも、食べ物ってそういう風に違いはあるだろうなと思っていたので、割り切れましたけど。僕、ラーメンが好きなんですけど、東京に来たばかりの頃はラーメンばかり食べていましたね。高知ってラーメン文化があまり発達していないんです。でも有名店が何店舗かあって…僕の出身地の隣の須崎市には鍋焼きラーメンというのがあります。それがご当地ラーメン的なものとしてあったり、市内にも「かわさき」という美味しいラーメン屋さんがあったり局地的にはあるんですけどね。徳島ラーメンとかみたいな特徴的なラーメンというのはないので、東京に来て「ラーメンが凄いうまいなぁ」って思いました。
あとはテレビのチャンネルですね。夕方の5時から「笑っていいとも!」がやっていたので、高知から東京に出てきて「あ、お昼にやってる!」ってビックリしました(笑)「♪お昼休みは~」のお昼休みってそういうことだったのかって知りました。
――人柄的に高知の人というのは?
小野さん:う~ん…田舎と都会の違いじゃないでしょうか?田舎って隣近所が「あそこの誰それさんは何をしている人だ」とか「あそこの子が高校に受かった」とかご近所の情報を皆で共有している感覚というのが東京は薄いのかなと思いました。でも、アパートとか住んでいて隣とか上の階の人のことを全部知っていたらそれはそれで怖いですもんね。だから、それは文化の違いなんだと思いますね。
――地元での思い出の場所はありますか?
小野さん:「二番」というラーメン屋さんがあるんですが、そこに高校生の頃にお世話になった担任の先生に連れられていっておごってもらったことを凄い覚えていて…そのラーメン屋さんがある意味、思い出の場所ですね。
――地元で「ここは行ってほしいな」という場所はありますか?
小野さん:高知のアニメイトですかね(笑)。僕のコーナーがあるそうなので!でも、僕、まだ行ってないんですよね~凄いお世話になっているので、僕も凄く行きたいんですよ。でも、マネージャーと話していたら「アポなしで行くと、それはそれでお店も大変になるんじゃないかな」って言われたので…。
あと、高知にお越し頂く際は『海がきこえる』を見てから来て頂けると、公園とかお城とかアーケードとか凄く楽しめるかと思います。予習をしてくると面白いです。
――最後にファンへのメッセージを、土佐弁でお願いします。
小野さん:まっことええCDになったき。こじゃんち聞いてや。
(訳:とてもいいCDになりました。是非、聞いて下さい。)
<取材・文:編集部>
ドラマCD 「方言恋愛」 第一巻
アニメイト独占販売商品
発売日: 2010年4月発売予定
価格: 2,625円(税込)
キャスト:
第一話「愛知県」櫻井孝宏
共演:鈴木達央、下屋則子、早瀬ゆか
第二話「高知県」小野大輔
共演:島本須美、松浦チエ、沖佳苗、西川光義、窪田謙介
企画:楽音舎×☆船長
製作:studioぴえろ×ムービック
シナリオ構成:浅川美也
音響監督:菊田浩巳
<第1巻より、第一話「愛知県」あらすじ>
長期出張で愛知を訪れたOLの主人公は、宿泊先で間瀬(CV:櫻井孝宏)と出会う。
寡黙だが誠実な間瀬の人柄に主人公は魅力を感じ、惹かれていく……。
<第1巻より、第二話「高知県」あらすじ>
自動車学校の免許合宿に参加した大学生の主人公は、昔高知に住んでいた時、隣に住んでいた年上の弘瀬(CV:小野大輔)と再会する。
いたずら好きで悪ガキだった弘瀬との合宿教習も、卒業検定で終わりを迎え……。
>>ドラマCD「方言恋愛」特設サイト:アニメイト
集計期間 : 10/3/23~10/3/29