2010.04.05 Monday
ニセ科学とかエセ科学とか……
ニセ科学とかエセ科学とか、科学的なことを装って非科学的なことにお墨付きを与えることについて、賛否両論があります。(どちらも同じようなものということで、ここでは「ニセ科学」に統一表記しますね)
例を挙げればきりがないけど、祈れば病気が治るとか、超能力とか、テレパシーとかいろいろありますね。
私の立場を言うと、ニセ科学を信じる人も、ニセ科学を全面的に否定する人、私はどちらもバカだと思っています。
だって、科学なんて、ある時代の、有力とされる学者先生の、ただの通説なんですよ。
そんなものを、疑いもしないで、ただ「科学的だ」という理由だけで丸ごと信じちゃう人って、バカじゃありません?
ニュートンの運動法則だって、正しいといえば正しいけど、光の速さに関する運動法則についていえば不正確だから相対性理論で説明しなければいけないし、ミクロの世界の運動法則については量子力学でなければ説明できません。
つまり、科学的に正しいということは、「ある統一化・均一化された条件下で正しい」というだけにしか過ぎないのです。
一方、神に祈って病気が治るというのも、怪しげな新興宗教にありがちな話ですが、治ることを信じるだけで、本当に病気が治る人もいます。そういう人は往々にして祈るだけではなく、規則正しい生活をとるようにしたとか、それ以外の要因もあるものですが、少なくともきっかけは「祈れば治る」と言われたことですから、どんなに怪しい宗教だろうと、ニセ科学だろうと、私はそれを批判する必要など、全くないと思っています。
だって、ニセ科学を徹底的に糾弾し始めたら、神社の安産お守りだって「ただの物体が人間の生殖活動に影響を与えるはずがない」と説明できちゃいます。だけど、「これを飲めば病気が治る」と言われてニセ薬を渡されて、本当に病気が治る人(プラセボ効果)もいる訳で、ニセだからダメという論拠も乏しくなります。
さて、盲目的に「専門に研究しているプロの意見が正しい」と信じる人が、私を糾弾したことがありました。
「ニセ科学を信じるのか」……と。
だけど、専門家を標榜する人に、いかにインチキな人が多いのか、ご存じの方も多いでしょう。
例えば、足利事件で問題となったDNA鑑定。あれって、すっごい科学的ですよね。その科学が、実はトンデモだったんですよ。そのトンデモに疑問を呈されたことがあっても、専門家集団である裁判所は嘘を肯定し続けた。
次に、薬害エイズ事件。あれも、専門家が非加熱製剤の危険性を知っていながら、日本国内に流通させてしまったことは有名です。
それからニューヨークの911事件で、WTCのビルが飛行機が突っ込んだだけで倒壊してしまった事件。あれも今になって核兵器が使用されたのではないか、ブッシュ政権の自作自演なのではないかと言われています。
そして私の体験した川崎南高校アスベスト事件。あれも専門家であるはずの神奈川県の財産管理課・住宅営繕事務所・建築業課、そして川崎市環境局のみなさんが嘘を突き通して、アスベストを大量飛散させてしまった。
ちょっと思い出すだけで、トンデモなニセ科学だらけなんですよね。
でも、当時のマスコミは、そのトンデモなニセ科学に疑問を持ちもしない。
そしてやっと今頃になって、わかってくることが多い。
つまり、私がいいたいのは、こういうことです。
ニセ科学であろうと何だろうと、人に害悪をもたらさないのであれば、OK。
どんなに専門家が束になって当時の最先端の科学だったとしても、それが結局ウソやごまかしで人に害悪をもたらすのなら、NG。
単に「ニセ科学だから信じるな」と知ったかぶりして言う本人こそ、どっぷりニセ科学に汚染されていたなんてこともあるんですよね。
そこで一言。害悪をもたらさないニセ科学、バンザイ\(^o^)/


例を挙げればきりがないけど、祈れば病気が治るとか、超能力とか、テレパシーとかいろいろありますね。
私の立場を言うと、ニセ科学を信じる人も、ニセ科学を全面的に否定する人、私はどちらもバカだと思っています。
だって、科学なんて、ある時代の、有力とされる学者先生の、ただの通説なんですよ。
そんなものを、疑いもしないで、ただ「科学的だ」という理由だけで丸ごと信じちゃう人って、バカじゃありません?
ニュートンの運動法則だって、正しいといえば正しいけど、光の速さに関する運動法則についていえば不正確だから相対性理論で説明しなければいけないし、ミクロの世界の運動法則については量子力学でなければ説明できません。
つまり、科学的に正しいということは、「ある統一化・均一化された条件下で正しい」というだけにしか過ぎないのです。
一方、神に祈って病気が治るというのも、怪しげな新興宗教にありがちな話ですが、治ることを信じるだけで、本当に病気が治る人もいます。そういう人は往々にして祈るだけではなく、規則正しい生活をとるようにしたとか、それ以外の要因もあるものですが、少なくともきっかけは「祈れば治る」と言われたことですから、どんなに怪しい宗教だろうと、ニセ科学だろうと、私はそれを批判する必要など、全くないと思っています。
だって、ニセ科学を徹底的に糾弾し始めたら、神社の安産お守りだって「ただの物体が人間の生殖活動に影響を与えるはずがない」と説明できちゃいます。だけど、「これを飲めば病気が治る」と言われてニセ薬を渡されて、本当に病気が治る人(プラセボ効果)もいる訳で、ニセだからダメという論拠も乏しくなります。
さて、盲目的に「専門に研究しているプロの意見が正しい」と信じる人が、私を糾弾したことがありました。
「ニセ科学を信じるのか」……と。
だけど、専門家を標榜する人に、いかにインチキな人が多いのか、ご存じの方も多いでしょう。
例えば、足利事件で問題となったDNA鑑定。あれって、すっごい科学的ですよね。その科学が、実はトンデモだったんですよ。そのトンデモに疑問を呈されたことがあっても、専門家集団である裁判所は嘘を肯定し続けた。
次に、薬害エイズ事件。あれも、専門家が非加熱製剤の危険性を知っていながら、日本国内に流通させてしまったことは有名です。
それからニューヨークの911事件で、WTCのビルが飛行機が突っ込んだだけで倒壊してしまった事件。あれも今になって核兵器が使用されたのではないか、ブッシュ政権の自作自演なのではないかと言われています。
そして私の体験した川崎南高校アスベスト事件。あれも専門家であるはずの神奈川県の財産管理課・住宅営繕事務所・建築業課、そして川崎市環境局のみなさんが嘘を突き通して、アスベストを大量飛散させてしまった。
ちょっと思い出すだけで、トンデモなニセ科学だらけなんですよね。
でも、当時のマスコミは、そのトンデモなニセ科学に疑問を持ちもしない。
そしてやっと今頃になって、わかってくることが多い。
つまり、私がいいたいのは、こういうことです。
ニセ科学であろうと何だろうと、人に害悪をもたらさないのであれば、OK。
どんなに専門家が束になって当時の最先端の科学だったとしても、それが結局ウソやごまかしで人に害悪をもたらすのなら、NG。
単に「ニセ科学だから信じるな」と知ったかぶりして言う本人こそ、どっぷりニセ科学に汚染されていたなんてこともあるんですよね。
そこで一言。害悪をもたらさないニセ科学、バンザイ\(^o^)/
JUGEMテーマ:偏向報道について