国防
スウェーデンは武装中立路線をとり、160 年間に 1 度も戦争をしたことがないが、冷戦時代に領海内の フィヨルドに侵入した国籍不明の潜水艦 ( ソ連? )を発見し、爆雷攻撃をおこなうなど、 国の主権侵害や国防に毅然たる態度を示した。国防とは本来そういうものであり、平和とは口先ではなく、行動により守るものである 。
ひるがえって日本の対応はどうであったのか?。中国の原子力潜水艦が沖縄で日本の領海を潜航したまま堂々と横切ったが、日本政府は領海外に出るまで何もせずに、唯見守るだけであった。これでは中国から馬鹿にされ、近隣諸国からなめられるのは当たり前。
平和を守ることは、社会の治安維持と似ている。「 自分が盗みや、ヒッタクリ、強盗をしなくても、スキがあれば犯罪の被害に遭う 」 とするのが、国際社会の常識である。
チベット強奪や ベトナム侵攻の前科がある強盗犯人 との話し合いで、今後強盗の危険が減るとも思われないし、強盗、拉致、テロの被害防止には日頃からの用心と、防犯対策が必要となる。防犯対策をすることを、強盗や拉致犯人どもと友人関係にある連中は、 あたかも犯罪の準備でもするように宣伝する者が多い。
国際社会では永世中立国の スイスでさえも国民皆兵制を実施し、北欧の ノルウェー、スウェーデン、フィンランドは 「 核 」 を持たないが、市民の為に核 シェルターを設備しているのが現実である。
日本の常識は世界の非常識、世界の常識は日本の非常識 という思考の ズレ を無くすべきと考える、無意識の愛国主義者。