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2010年04月05日 11時10分更新
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2010年04月05日

白糠アイヌ文化保存会の磯部会長が講演


  釧路アイヌ文化懇話会(加藤貫会長代行)は4日、釧路市立図書館で今年度初となる4月例会を開いた。例会では、白糠アイヌ文化保存会の磯部恵津子会長が「アイヌ民族と海外少数民族との文化交流事業について〜白糠のアイヌ民族と台湾卑南(ピューマ)族の交流〜」と題し講演を行った。  講演で、磯部会長は国の補正予算による「北海道地域文化芸能振興プラン推進事業」の一環で、昨年11月に台湾の少数民族ピューマ族を訪問し、交流を深めた体験を語った。   台湾には現在、14部族50万人が暮らし、ピューマ族の人口は1万1100人。磯部会長は、台湾の台東市でピューマ族の舞踊や踊りを見学し、伝統文化に触れたことを紹介。「台湾では多くの民族が互いに尊重し、その伝統を次世代に継承する思いが強いと感じた」と交流事業を振り返り、「日本でも台湾のように先祖や伝統を大切にする文化が今よりももっと育ってほしい」と話していた。        


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