「初動捜査の進化必要」足利事件で警察庁長官警察庁の安藤隆春長官は5日、全国の警察本部の刑事部長を集めた会議で、再審無罪が確定した菅家利和さん(63)の足利事件に言及し、再発防止の徹底を指示した。 安藤長官は冒頭、「あってはならない事態で極めて遺憾だ」と述べた。そのうえで、「本件のような重要凶悪事件に対応するには、初動捜査を進化させる必要がある」と指摘。初動段階では刑事部以外の捜査員も集中的に投入し、DNA鑑定に使える遺留品や防犯カメラの映像など客観的な証拠収集に努めてほしいと述べた。 このほか、自白の信用性をチェックする専従担当者を配置し、供述内容を精査することや、虚偽自白を生まないようにするため、取り調べでは容疑者の性格や特性に配慮することを求めた。 (2010年4月5日11時19分 読売新聞)
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