(cache) NHK朝の改編の影響はいかに？

NHKの朝の情報番組「あさイチ」（月～金曜午前８時１５分）が、3月29日にスタートした。キャスターにV6のイノッチこと井ノ原快彦を起用し、若い主婦層へのアピールもバッチリのようだ。

ブログでもさっそくイノッチファンを中心に「あさイチ」の感想がアップされている。
「図表入りの記事はこちら」

・朝からイノッチの笑顔は、想像以上に和みますね～
・朝から、井ノ原さんの笑顔をみると、こっちも元気100%
・これからは毎朝あの癒し系の笑顔が画面いっぱいに映し出されるのかと思うと思わずにっこり

と、朝から癒されている人が続出。
番組レギュラーとして登場しているミニブタがかわいすぎるという声もあり、イノッチ＆ミニブタの癒し系コンビに注目が集まりそう。

民放でも朝の情報番組がしのぎを削る時間帯だが、

・ずっと、オグさんのオープニングトークを楽しみに日々過ごしてたから、その毎日を変えるのはちょっと寂しい気もするんだけど
・ズームインに始まり、朝の連ドラ、あさイチ時々はなまるマーケット…という形になりそうです(笑)
・スッキリ派からあさイチ派になりますよ

などと、乗り換えを宣言している人たちも。

「あさイチ」の始まる朝8時15分は、これまで「朝の連続テレビ小説」（朝ドラ）が放送されていた時間帯。では朝ドラはというと、今回の「ゲゲゲの女房」から朝8時スタートとなった。朝ドラの時間帯の変更は48年ぶりなんだとか。

「ゲゲゲの女房」の初回視聴率が過去最低の14.8%（関東）だったことがニュースなどで話題となっている。
これに対しては、

・朝は総合以外でもBS-hi、BS2で放映されていて、夜もBS2で再放送なのだから視聴率はバラけて当然なんだけど、何故に総合の視聴率のみ話題になる？
・新しい朝ドラが始まるたびに最近はこの話題だけど、時代が違うんだから仕方ないんじゃないの

といった擁護する意見もちらほら。ドラマ自体おもしろいという声も多かった。

ここでちょっと視聴率の誤差の話を。
視聴率は統計理論に基づいた標本調査（関東では600世帯で調査しているらしい）なので、数値には誤差がある。視聴率が15%の場合の誤差はプラスマイナス2.9%ということなので、「ゲゲゲの女房」の初回視聴率はだいたい11.9%から17.7％の間ということになる（もっと正確に言うと11.9～17.7％の間にある確率が95%である）。

前回の朝ドラ「ウェルかめ」は、初回視聴率は16.0%（関東）、平均視聴率は13.5%（関東）だったので、それと比べても誤差の範囲くらいしか差がないということだ。

ということは、朝ドラの時間帯変更はそんなに影響がなかったのかなと思ったが、

・15分早まったおかげで、昨日今日、私は早起き出来ています。
・今までのペースで朝の身支度ができず、少々とまどっています。

というような声もあった。たかが15分、されど15分といったところか。

・朝弱くて、いつも遅刻ギリギリに会社に出ちゃうんだけど…イノッチが毎朝、早起きして頑張ってると思ったら、そんな事してる場合じゃない、と思えてきたの。

といったイノッチファンの声もあり、朝のテレビ番組が視聴者の生活習慣に与える影響はそれなりに大きいようだ。

早起きはいいと分かっていながら、なかなか実行できない人も多いはず。そんな人は、お気に入りの朝のテレビ番組を作ってみるといいのかもしれない。

（芦之由）

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