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ハリウッドなどの映画業界において一番えらい人は誰だと思いますか? 映画監督? 違います。お金(予算)の権限を握っている「プロデューサー」です。 映画のテーマ、ストーリー、キャスティングなどに関するあらゆる発言権が プロデューサーに集中することが多いのです。 (監督の任命権さえあるのですから) 映画監督が現場で一生懸命汗を流して撮影した作品が、 夜を徹して編集した作品が、 公開前になって、プロデューサー判断で「切り刻まれる」こともあるのです。 監督は泣く泣く従うしかありません。 それがビジネスの世界です。 突然ですが、 映画業界を学校の世界に置き換えてみると プロデューサーが「理事長(経営者)」 映画監督が「先生」、とでも言えましょうか。 先生たちがいい教育をしたい(いい映画を撮りたい)と思っても 理事長(プロデューサー)が「予算が厳しい」と言えばそれまでです。 いい映画を作るにはお金が必要なように いい教育をするにもお金が必要です。 「教育と経営」のバランスの問題はとても重要です。 湯水のように予算をかければいいというものではないし、 かといって予算をケチっても…。 ただこれだけは言えます。 お金のことばかり考えているプロデューサーが製作する映画は きっとセコい映画になることでしょう。 同じことが教育にもあてはまると思います。 またもしプロデューサーが借金まみれだとしたら…。 映画制作の途中で突然「ドロン」と消えてしまったり…。 これを学校に置き換えて考えると恐ろしいことですね。 後に残された学生はたまったものではありません。 最近学校の経営状況(財務状況)がマスコミで話題になります。 できれば学校は「健全経営」でありたいものですね。
教育の現場はつねに動いています。 経営者が日々の資金繰りに追われていると健全な経営判断ができなくなります。 これはとても重要な問題です。 |
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