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巨人ファンも広島ファンも思いは同じ!両サイドから「タクヤ頑張れ」コール

2010年04月05日08時07分 / 提供:スポーツ報知

スポーツ報知

 ◆広島3―10巨人(4日・マツダスタジアム) 頑張ってくれ、キムタク―。2日の広島戦の直前に「くも膜下出血」で倒れ、入院中の巨人・木村拓也内野守備走塁コーチ(37)に向けて4日、マツダスタジアムのスタンドから「タクヤ応援コール」が巻き起こった。一方で、同コーチの容体は、まだ予断を許さない状態。清武英利球団代表(59)は、沈痛な表情で「(状態は)悪化の一途をたどっています」とコメントした。

 広島市内の病院で病魔と闘っている木村コーチに、届きそうなぐらいの大声援だった。試合開始、約5分前。右翼に陣取るカープ応援団から、広島在籍時代の応援テーマが流れ出すと「かっ飛ばせ! タクヤ。頑張れ頑張れタクヤ」という熱いコールが、何度も繰り返された。

 それだけでは終わらない。広島ファンの思いに応えるように、今度は三塁側2階席のジャイアンツ応援団も、木村拓の巨人での応援歌を奏でながら「頑張れっ!」と絶叫。同コーチは宮崎県出身だが、1995〜06年初めまで広島でプレーしている。現在も自宅がある広島市は、同コーチにとって、まさに“第2の故郷”だ。だからこそ、両チームのファンの願いはひとつ。回復を願う切実な声が、球場を包み込んだ。

 しかし、状況は依然として厳しいままだ。試合後、取材に応じた清武代表は苦しい胸の内を明かした。「タクヤコールも流れている。(ファンのみなさんに)いい報告をしたいが、正直言って悪化の一途をたどっています。とても厳しいです」。詳しい治療の内容についてはこれまで同様、家族の意向を尊重して明かされなかった。「本人には、私たちも会うことはできません。奥さまやご両親もお疲れの様子で、見ていて痛々しい…」

 木村コーチが倒れてから3日が経過した。故郷の宮崎からは、親族が相次いで広島入り。回復を待っているという。「地元では『木村拓也杯』という自分の名前を冠したソフトボール大会が開かれ、バットやボールも届けられているので、いい報告をしたかったが…」という清武代表。同じ宮崎県出身で、宮崎南高の先輩でもある同代表は、帰京の予定を変更し、広島に残って容体を見守る。チームもファンも、快方に向かうことだけを祈り続けている。

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