春巡業で新大関・把瑠都をお披露目

　大相撲の春巡業のスタートとなる伊勢神宮奉納相撲が４日、三重県の伊勢神宮で行われ、春場所後にエストニア出身で初めて大関昇進を果たした把瑠都が、新大関として初の公式行事に参加し、大きな声援を浴びた。

　把瑠都は午前中、大関以下の役力士による「そろい踏み」で観衆にお披露目をした。午後からの幕内力士によるトーナメント戦では早速、持ち前の力強い取り口で優勝。多くのファンに囲まれるなど注目度も高く「最高です。でも、まだ大関と呼ばれるのには慣れてないですけどね」と、照れ笑いを浮かべた。

　今年の春巡業は６か所で実施され、２４日の神奈川県秦野市で終了する。