阪神、真弓采配不発…早め継投・江草投入裏目
| 7回、降板する江草(右)を見つめる真弓監督(左から2人目) |
<中日3−2阪神>早めの継投が結果的に裏目に出た。1点を勝ち越した7回。好投していた先発・上園から江草にスイッチしたが、3番・森野に右前打され、暴投を挟んでブランコには四球。和田に左前に運ばれ、あっさりと同点に追い付かれた。
「代え時が難しいかもしれないが、積極的に代えていかないとね。(リリーフ陣)何人かで抑えていこうと思った」
9回を守護神・藤川が締めることから逆算すれば、2イニングを無失点でしのげばいい。中日の得点源はクリーンアップだけに、この7回が最大の難関だった。
鮮やかな復活をとげた久保田の選択肢もあったはずだが、指揮官は「(相手中軸に対し)相性がいいと思った」と、前日2日も同じ3人を抑えていた左腕を投入した。久保田がその後のなお無死一、二塁のピンチをしのぐなど2回無失点の好投を見せただけに、“悔やまれる継投”となった。
試合結果
[ 2010年4月4日付 ]
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