ヂョー
2010年03月02日

皮ジャン反抗族 (1978)

テーマ:東映のむちゃくちゃな映画
先日の""日記にて乗りかかった船だい。舘ひろしデビュー作「皮ジャン反抗族」のDVDリリースを記念してずいぶん前に某所で書いた感想文を(ほぼ)コピペします(手抜き)。

映画遁世日記

皮ジャン反抗族 (1978)
監督:長谷部安春
出演:舘ひろし、夏樹陽子、森下愛子、山科ゆり、八城夏子、白川和子、内田裕也(すげぇ豪華キャスト・・・)

解説:
黒い皮ジャンの若者が、士曜の夜に出会うさまざまなヤングたちと巻き起こすめまぐるしい暴力、セックス、スピードなど危険でエキサイティングなエピソードを強烈なディスコ・サウンズに包んで描く。

"当時は真面目に作っていた映画でも、今観ると笑ってしまう"・・・そんな作品が全くといっていいほどない長谷部安春監督(「あしたのジョー」はハナっから突飛な漫画の映画化なので例外)。そういった観方をされている古い映画が多い(悪いことではないと思う)なか、これはなかなか凄いことではないだろうか。しかし、その歴史にツバを吐く映画が存在する。それが「皮ジャン反抗族」。そのタイトルに反して、皮ジャンは舘一人。皮ジャン、ツッパリ、バイク、セックス。それだけなら良かったのだがこの映画にはそれに「ディスコ」が加わる。皮ジャンの舘はロケンロールではなくディスコが大好きなのだ。やたらめったら硬派でキザに決めているのに唐突にディスコダンスを踊りだす舘(笑)。こんな馬鹿なこと・・・長谷部監督の映画なのにこういう笑いなんて・・・。

しかしである!!この映画は甘酸っぱい。甘酸っぱいのは森下愛子のせい。もしこれが舘でディスコで笑える映画じゃなかったとしたら、今頃僕は甘酸っぱい気持ちに包まれ悶々として眠れなかっただろう。それくらい、森下はいい。舘はバカ。

それから・・・山科ゆりが金髪の愚連隊で登場。ユリっぺー!

他にも長谷部映画の常連・八城夏子や裕也さんのお顔も。白川和子も出ている。それから夏樹陽子も舘に合わせてしまったのか、かなりトンチンカンな役で登場。

ということでこの映画、1粒で3度美味しい(死語)と思う。

1.舘が・・・プププ
2.森下愛子、萌えー!
3.ゲストが豪華で最高


映画遁世日記
 舘も陽子も意味不明にずぶ濡れです。ぶっかけられたわけじゃございません

映画遁世日記
 実に悪そうな面構えのペギイ(山科ゆり)とキーコ(八城夏子)

映画遁世日記
 森下~!!!!

映画遁世日記
 愛子~!!!!(泣)

映画遁世日記
 おわり

コメント

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1 ■東映とゆ~会社は…

やっぱし『変』ですよね。

70年代が…昭和の後半の日本映画がどうたら言う前に…あの会社が変!

封切時に(厳密には二番館に落ちてから)この映画を観た人間としては…

観た…と言う想い出だけでも、これだけ恥ずかしいんだから…

こ~ゆ~映画を作った…生み出してしまったスタッフ各位の気持ちは察するに余りある…

ん? 当時のスタッフは粗方彼方に逝ってしまったし…
生き残り組も三角だから気にしちゃいないって?

ん~それは言えるかも…

2 ■それでも

こうやってリリースされるわけですから!そして本気で欲しいという(笑)

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