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【日本の議論】永住外国人が急増する背景とその実態 (3/5ページ)
このニュースのトピックス:日本の議論
「移民」志向で定住・永住
永住者だけでなく、来日の際に外国人登録をする「登録外国人」の10年間の推移をみても、中国人の急増ぶりは群を抜いている。平成10年末の登録外国人のトップは韓国・朝鮮人で63万8千人。中国人は2位だったが、その数は27万2千人でトップとは大きく離れていた。
ところが、中国人の登録数は年間5万人のハイペースで増加。19年には中国人は60万6千人に達し、韓国・朝鮮人(59万3千人)を初めて逆転した。20年には65万5千人まで伸びている。
「実際は65万人どころではない。日本国籍を取得した中国人を含めれば、日本国内に100万人ほどいるのではないか」
池袋にある中国語の新聞社に勤める滞日20年の中国人男性はこう話す。
同社によると、中国語の新聞は全国で20紙ほどあり、各紙とも隔週で1万〜2万部ほどを販売または配布しているという。
結婚などのため北海道や九州へ転居した中国人も定期購読しており、彼らにとって大事な情報源となっている。新聞広告はすべて中国人向け。男性は「不況で広告費が安くはなっているが、広告出稿が途絶えることはない」。
登録外国人のほかにも、20年の1年間に日本を訪れた外国人のうち、観光や出張などの短期滞在者を除くと中国人は13万4千人で飛び抜けて多い。中国人の来日形態は、他国人とは異なり、長期滞在者や「移民」志向であることがうかがえる。