タレントの八田亜矢子(東大卒=25)や福田萌(横浜国大卒=24)らを輩出した「ミスオブミスキャンパスクイーン」から、新たな女子大生タレントが誕生した。
女性ファッション誌「non−no」のモデルを務める小松は、ほんわかした癒やし系美女。笑った時にできるエクボがチャームポイントだ。
そんな彼女の初レギュラー番組が、若い女性向け洋服ブランド、ハニーズを紹介する「ハニーズ コレクション」(1日から毎週木曜日放送)。小松は「私の家の朝は、小学生のころから『めざましテレビ』。その番組に出演できるなんて、素直にうれしい」と喜ぶ。
ただ、ここまでの道のりは平坦ではなかった。
幼少から芸能界に憧れ、小5で子役の芸能事務所入り。中3だった04年に映画「問題のない私たち」の端役で女優デビューも果たしたが、なかなか芽が出ず「事務所を転々としたけど、本当に難しい世界だと感じ、高校1年生であきらめて、やめてしまったんです」と振り返る。
が、ここで再び夢への扉を開いたのが、昨年12月の「ミスオブ−」だった。全国30大学のミスキャンパスの中から頂点に立ち、「これを機に、もう1度頑張ろう」と決意。現在、桜美林大4年だが、就職活動をやめ、芸能界1本に絞ることを決めた。
グランプリを機に、篠原涼子(36)、谷原章介(37)、上地雄輔(30)らが所属する芸能事務所「イー・コンセプト」と契約。「グランプリを取ったことで、自分に自信を持てるようになりました」と笑顔を弾けさせ、「今後は演技の勉強もして、みんなに愛される女優を目指したい」と期待に胸ふくらませている。