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「何しても首にはならん」尾道市の職員、命令無視や暴言改めず免職
このニュースのトピックス:不祥事
広島県尾道市は2日、職務命令の無視・拒否や職場での暴言で再三処分されたのに態度を改めなかったのは「公務員としての適格性に欠ける」として、下水道課主任の男性技師(55)を分限免職にしたと発表した。処分は3月31日付で、懲戒免職ではないため、退職金約2千万円は支払われる見込み。
市職員課によると、男性技師は平成14年6月〜昨年12月に計4回、停職や戒告の懲戒処分を受けた。停職期間を終えて復帰した今年2月、反省状況や今後の職務態度について報告書を提出するよう求められたが拒否。排水設備の検査などを命じられても「わしの仕事じゃない。おまえらでやれ」と上司や同僚を怒鳴り、ほとんど仕事をしなかった。職場のパソコンで業務と関係のないインターネットサイトを閲覧し、「何をしても首にはならん」と開き直ったという。