「訪中間近」金総書記、まだ平壌に

訪中に随行する駐北朝鮮大使、平壌で就任記念レセプション

 金正日(キム・ジョンイル)総書記の中国訪問に随行する劉洪才・駐北朝鮮中国大使が、今月1日、平壌で北朝鮮の高官を招待し就任記念レセプションを開催したことが判明した。

 新華通信は1日午前0時ごろ、劉大使が平壌の中国大使館で就任記念レセプションを開催し、この席に北朝鮮のヤン・ヒョンソプ最高人民会議常任副委員長が出席し祝辞を述べたと報じた。また新華通信が伝えたところによると、このレセプションにはリ・ヨンナム貿易相、アン・ドンチュン文化相らも出席したという。

 平壌に駐在する中国大使は、金総書記の過去4回の中国訪問(00・01・04・06年)にはいずれも同行した。このため、金総書記は依然として平壌にとどまっており、中国訪問はまだ始まっていないと見られる。北京の外交消息通は、「劉大使は、先月31日に大安重機工場など平壌一帯の北朝鮮企業3カ所を回るなど、就任初期の日程をこなし続けている。劉大使の日程を考慮すると、金総書記の訪中はまだ始まっていないと観測される」と語った。

北京=崔有植(チェ・ユシク)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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