景気先行指数、2カ月連続で低下

 統計庁が31日発表した2月の産業活動動向によると、同月の景気先行指数(前年同月比)の伸び率が前月より1ポイント低下した。伸び率の低下は1月に続き2カ月連続となる。景気先行指数が半年後の景気状況を占う指標で、数値が低下すると景気が後退する可能性が大きいことを意味する。

 経済専門家は、2008年の世界的な金融危機以降冷え込んだ景気が、昨年は急激に回復したものの、その後は成長の勢いが弱まっていると分析した。

 一方、現在の景気状況を示す景気一致指数は前月を0.7ポイント上回り、昨年3月以来の上昇傾向を維持した。

方顕哲(パン・ヒョンチョル)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

このページのトップに戻る