ACLサッカー:水原、城南も決勝T進出

水原、河南に2-0、城南は北京に1-0

 サッカーのアジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)は31日、1次リーグ第4戦の残り試合が行われ、水原は河南(中国)に2-0、城南は北京(同)に1-0で勝利を収め、そろって決勝トーナメント進出を決めた。

 水原サムスンの車範根(チャ・ボムグン)監督は、31日の河南(中国)とのホームゲームを控え、硬い表情だった。Kリーグで2勝2敗の9位(勝ち点6)にとどまっている上、ACL、韓国FAカップなど連日の過密日程で主力選手が悲鳴を上げているからだ。30日の記者会見で、車監督が「毎試合負担がかかる。多くの試合を同じメンバーで戦うのは無理なため、控えの選手が頑張らなければならない」と語ったのも、そんな理由からだった。

 だが、車監督は31日の試合が終わると、久々に明るい笑顔を見せた。4日に行われるソウルFCとのライバル対決に備え、GK李雲在(イ・ウンジェ)、DF郭熙柱(クァク・ヒジュ)、外国人FWエニンヨらを温存し、1.5軍で臨んだが、2-0で勝利を収めたからだ。

 水原は前半9分、外国人FWホセ・モッタが先制ゴール、後半ロスタイムには金大儀(キム・デイ)が、河南DFのはじいたボールを押し込んで追加点。水原はこれで3勝1分けとし、2試合を残し決勝トーナメント進出を決めた。城南はアウェーで北京(中国)と対戦、モリーナがFKゴールを決めて1-0で勝利を収めた。城南はこれで4連勝となり、E組1位で決勝トーナメント進出を決めた。

丁世暎(チョン・セヨン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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