新橋の名物雑居ビル、中国マッサージ店“占拠”で周囲は困惑
2010年04月01日17時00分 / 提供:ZAKZAK(夕刊フジ)
東京・新橋の名物雑居ビル「ニュー新橋ビル」で、中国人経営のマッサージ店が急増している。不況で従来のテナントが相次いで撤退した間隙を突き、中国人たちが殺到しているのだが、いきなりの「中華化」に問題も発生。営業方法をめぐって周囲の店舗から苦情が寄せられるなど、さながら日中文化摩擦の様相も見せている。
「ニュー新橋ビル」はサラリーマンの街・JR新橋駅前に立つ11階建てのビル。竣工は1971年。格子柄の外観は、新橋駅前の名物だ。
1階には飲食店やチケット販売店、パチンコ店などが入る、まさに雑居ビル。しかし、2階に上がると雰囲気は一変する。通路いっぱいに「整体」や「指圧」などと書かれた看板がズラリ。中国人が経営するマッサージ店がフロアの一角を“占領”しているのだ。
「3年ほど前から中国マッサージ店が急に増え始めた。いまでは23軒に増えている」とビル内の飲食店主は語る。
看板には「台湾式」や「中国整体気功」「古代タイ式マッサージ漢方」などと書かれているが、料金はいずれも30分2000円からで、ほぼ一律。「サービスもほとんど同じ」(中国人店員)という。
そのうちの1軒に入ると、来日9年目という大連市出身の女性(40)が応対してくれた。
カーテンで仕切られた薄暗い店内には施術台が4つ。「性的サービスはあるのか」と聞くと、女性は「うちではやっていない。ビルの外には、そういう店もあるが、ここはほとんどが普通のマッサージ店」と話した。
なぜ、こんなに中国マッサージ店が増えたのか。約10年前、同ビルに初めて中国系マッサージ店を開業した「珍雲堂」の楊珍雲さん(53)は「私の店の評判を口コミで聞きつけて同胞が集まったんです。ビル外の店には、(性風俗店と)勘違いしてやってくるお客さんもいる。でも、ここは駅前で安心だし、その手の店と区別できますから」と語る。
楊さんによると、同フロアの経営者の多くは別のマッサージ店で従業員として経験を積み、資金を貯めて開業した人だという。
そうして“激戦区”となったフロア内では軋轢も生じている。各店の執拗な客引き行為が、周囲の店からひんしゅくを買っているのだ。
ある飲食店の日本人店主(68)は、「ビルの組合が各店に対し、客引きをやめるよう何度も要請しましたが、一向に収まらない。一時的にやめても、すぐに元に戻ってしまう」と語る。
中国人経営者側にも言い分はある。前出の楊さんは「警察にも注意されたし、ウチだって本当は客引きをやめたい。でも、他の店舗がやり始めると商売に負けてしまうので、やらざるを得ないんです」という。
ビルの組合関係者は「ここはもともと、都の区画整理事業の一環で建てられた。区分所有のため、組合が入居者についてとやかく言うことはできないのです。しかも、この不況で新たな入居者は入ってきませんし」と苦しい事情を明かす。
別の商店主は「それでもやはり、中国の人はたくましいですねえ。2階の様子を見ていると中国経済の勢いが分かるような気がしますよ」とぼやいていた。
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