“藍効果”でＴＢＳ急きょ放送…米女子ゴルフメジャー第１戦

　米女子プロゴルフの今季メジャー第１戦、クラフトナビスコ選手権は１日、カリフォルニア州・ミッションヒルズＣＣで開幕。３０日は予選ラウンド組み合わせが発表され、宮里藍（２４）＝サントリー＝はツアー通算３６勝のカリー・ウェブ（オーストラリア）と同組となった。開幕２連勝など好調の“藍効果”でＴＢＳが急きょ３日間の放送（関東地区）を行うことが判明。日本人としては１９７７年、樋口久子の「全米女子プロ」以来、２人目のメジャー制覇に期待が膨らむ。

　藍のメジャー初制覇が地上波で見られる。ＴＢＳは昨年で同大会の放映権の契約が切れたが、急きょ初日を除く３日間の放送を決定。２、３日目はダイジェスト版で、最終日は生放送する。同局関係者は「藍選手の活躍で今年も放送することにしました」と“藍効果”を強調。「メジャー制覇の瞬間を中継できれば」と活躍を楽しみにしている。

　藍はこの日、プロアマ戦で調整した。開幕３連勝を逃した先週の起亜クラシックでは３９位。パットに苦しんだが、合流した父・優さんからアドバイスを受けた。「調子はずいぶんよくなりました。いい状態で迎えられてうれしい」と笑顔。夢の実現へ自信を感じさせた。

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