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2010年4月2日(金) 19:15 |
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観音寺市、寛永通宝を地域通貨に
寛永通宝の巨大な砂絵で知られる香川県観音寺市で、新たな町おこしです。 江戸時代の通貨、寛永通宝を地域通貨として使う取り組みが4日から始まります。 つまり寛永通宝で買い物ができるのです。
寛永通宝は江戸時代に実際に使われた通貨です。 この寛永通宝の砂絵で知られる観音寺市で、地元の町おこしグループが、市などの協力を得て寛永通宝を地域通貨として使えるようにする取組みが4日から始まります。 取り組みは、寛永通宝を4日から1枚30円の地域通貨として利用できるようにするものです。 寛永通宝を使う事ができるのは、観音寺市の商店街にある59の店で、店の前には「寛永通宝使用可能店」と書かれたパネルが掲げられています。 この旅館では、全国から訪れる観光客やお遍路さんに寛永通宝を記念にプレゼントすることにしました。 さらに、お客さんに要望に合わせて、お釣りを寛永通宝で渡そうと考えています。 お釣りの寛永通宝で他の店で買い物して楽しんでもらおうというわけです。 すでに寛永通宝を200枚集めましたが、まだ不十分。インターネットのネットオークションで寛永通宝を買い集めようとしています。 江戸時代、寛永通宝は300億枚以上作られ、現在も多くの寛永通宝が家庭などに保存されているといいいます。 全国でも例をみない寛永通宝による町おこしは4日スタートですが、はたして寛永通宝を手にした観光客でにぎわうことになるのでしょうか。 注目されます。
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