受難のＡＫＢ４８！今度はニセ握手券

　人気アイドルグループ「ＡＫＢ４８」内の５人組ユニット「渡り廊下走り隊」が３月２０日に東京都内で開いたイベントで、メンバーと握手できる「握手券」のニセ物２枚が見つかっていたことが２日、分かった。相談を受けた警視庁富坂署では、偽造されたものとみて捜査している。

　イベントは、文京区の東京ドームシティで行われた、新曲「アッカンベー橋」発売を記念したもの。同曲ＣＤに同封されている「握手会イベント参加券」の持参者が握手できるシステムだった。イベント参加者のうち、少年２人が偽造とみられる握手券を持っていた。スタッフが２人に問いただしたところ「会場で男から受け取った」と答えた。主催者側によると、２人が持っていた“偽造券”はカラーコピーしたような質感だったという。主催者側が警視庁に相談した。

　「渡り廊下走り隊」は、ＡＫＢ４８の選抜メンバー５人で結成され、０９年１月にＣＤデビュー。今回の「アッカンベー橋」は４枚目のシングル曲で、３月２９日のオリコンシングルチャートで初登場１位になるなど人気だった。同グループの公式サイトによると、３月１７日に名古屋市内で行われた握手会でも「使用済み握手券の盗難」「偽造握手券の持ち込み」が発覚し、イベントが中止になったという。また、ＡＫＢ４８をめぐっては、グループが使った小道具や衣装を盗んだ少年３人が、２月に逮捕されている。

（2010年4月3日06時02分  スポーツ報知）

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