佐藤、３日Ｖ１戦「ガードを意識」…東洋太平洋ミドル級

　プロボクシング東洋太平洋ミドル級（７２・５キロ以下）タイトルマッチが行われる報知新聞社後援「ダイナミックグローブ」は３日、東京・後楽園ホールでゴング。Ｖ１戦に臨む王者・佐藤幸治（２９）＝帝拳＝は２日、都内で同級２位の挑戦者・李在明（２７）＝韓国＝とともに計量に臨み、パスした。８割超のＫＯ率を誇るが「ポイントを重ねる勝ち方でもいい」とモデルチェンジを宣言した。

　昨年４月の世界初挑戦となったシュトルム戦では、無数のジャブを浴びてＴＫＯ負けを喫した。「効率は悪そうでもガードを意識し、いかにパンチを当てるか」と意識改革を決意。２度目の世界戦に向け、「一つ一つ勝つしかない」と必勝を誓った。