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大垣日大“大敗”公式戦21連勝で止まる センバツ

 <興南10−0大垣日大>昨秋の神宮大会王者・大垣日大が散った。昨年8月から積み上げた公式戦連勝は「21」でストップ。まさかの10点差大敗に甲子園通算35勝の阪口監督も「これだけ差をつけられると、サバサバします。選手たちはよく頑張った」と吹っ切れた表情で振り返った。

 最大の誤算はエースの不調だった。「葛西(かっさい)は球も体も重かった。疲労もあったかもしれない」と指揮官。初回こそ無失点も、2回に山川に先制ソロを被弾して完全にリズムを見失った。2回に3点を失うと3回にも先頭から3連打を浴び、先輩・阿知羅の救援を仰いでマウンドを後にした。「もっと自分のリズムで投げられたら結果は変わったのかな、と思う」。2年生左腕は言葉を絞り出した。

 打線も島袋に5回まで無安打に抑え込まれるなど、散発4安打で零封された。図らずも試合前から選手に「95%負け」と話した指揮官の言葉通りの完敗。それでもナインは名将の教えである「笑顔」と「魂」の込もったプレーを貫き、さわやかに甲子園を去った。

試合結果

[ 2010年4月3日付 ]

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