Nothing but Electric Empty Text

　はいみなさんこんばんは杉井です。
　『シオンの血族』の発売に合わせて、3/20（発売日ですね）にサイン会をやることになりました。なんと会場は大阪！

　詳細はこちら

　イラストレーターのきみしまさんも一緒です。↑の店でシオンを予約するか、あるいは当日購入でも整理券が残っていればもらえます。定員は知らないのですが、なぜか三部構成ですのでけっこう余裕があるのかも？

　せっかく大阪に行くんだから、と色々考えたのですが、ぱっとしたものを思いつきませんでした。たこ焼きとお好み焼きと串カツ？　一泊じゃ全部食えないでぶー。



○追記１
　シオンの血族特設ページをさっそくつくっていただきました。キャラ紹介が載っています。一巻では出てこないキャラまで！　これからがんばります！

○追記２
　こちらでサイン会の参加券の配布日が「3月9日」と書いてありますが、正しくは「3月9日から（参加券がなくなるまで）」です。まだまだ大丈夫ですのでよろしくお願いします。
　ご指摘くださった方、ありがとうございました。サイトの方は訂正中です。

○追記３
　サイン会前日追記です。チケットがまだありますので、明日そのまま店に行って買っても参加できますよ〜とのこと。関西のみなさんよろしくお願いします。

　思いついたくだらないことを書く場所がついったに移ったせいで、blogの役割について考え直さなければいけない時代がやってきました。
　が、実生活を振り返ってみると四六時中「ねえ今のblogに書くよ？」という文句を（主にしうさんや鈴木さんに向かって）言っている気がします。blogは脅迫道具！

　今日、はせくらさんとしうさんと三人でラーメン屋に行ったのです。繁盛している店でして十分くらい並びました。
　ちなみにしうさん、親知らずを抜いたばかりで、まだ頬のあたりが腫れておりまして、

しう「口が縦に大きく開けられないから食事たいへんだよ」

杉井「え、じゃあラーメンなんて食べられないんじゃ」

しう「大丈夫、ラーメンは飲み物だから」

　……みたいな心温まる（というか背筋が凍るというか）会話をしているうちに席が二つだけ空きます。腹減ってたので、はせくらさんと僕の二人だけで先に座って食い始めました。しうさんはさらに数分後に空いた遠くの席に座りました。
　しうさんならこの程度のハンデ関係なく先に食べ終わっちゃうかもね。あはははさすがにそんなわけねーよ親知らず抜いた後だぜ。なんて話しながら我々二人が食べ終わって店内を見回したら、しうさんの姿がありません。マジで我々より先に食べ終わって店の外で待っていたのです。
　あれは人造人間19号であろうとはせくらさんは言っていました。ラーメンは手から吸収しているそうです。



　それはさておき、神様のメモ帳５が5/10発売となります。今回は短編集！　電撃hpや電撃文庫MAGAZINEに掲載された短編三本に、書き下ろしの一本を加えての刊行となります。メモ帳の短編は毎回かなり長めな上に、書き下ろしも100ページくらいになってしまったので、４巻よりもさらに厚くなってしまいました。最初の一本を書いたのはもう三年も前のことですから、なかなか感慨深いですね。
　それから、LantisさんからドラマCDの第二弾も発売となります。今回もストーリー原案を担当しました。発売日はまだ決まっていないのですが、５巻と同時期になるのではないでしょうか。
　どちらもよろしくお願いします。

　しうさんが最近、人生でなにひとついいことがないような顔をして仕事をしているので、優しい僕は焼き肉に誘いました。しうさんといえば、三度の飯よりも焼き肉が好きな男です。しうさんの身体の半分は肉でできているといっても過言ではありません。なんか変なことを連続で書いた気もしますが、それはともかく、驚いたことに、

しう「焼き肉はその後に響くから、その、もうちょっと軽いものがいいなあ」

　もう長いつきあいになりますが、しうさんが焼き肉を断るところをはじめて見ました。天変地異です。真剣に精神状態が心配になってくるレベルです。そこまで原稿がやばいのか。我々の間に戦慄が走ります。
　ところがそこで、こんなことを言うやつが。

はせくら「焼き肉、だと思うから重たく感じるんだよ。焼き肉定食、だと思えば、ほら、なんか軽い感じ！」

しう「ほんとだ！　ふしぎ！　行こう！」

　冗談だと思われるでしょうが連中いたって本気でした。実際に焼き肉屋に行って一通りオーダーした後に、

しう「そういえばご飯頼んでないよ！」

はせくら「そうだね、ご飯頼まなかったら定食じゃなくてほんとの焼き肉になっちゃうから肥っちゃうよね！　すみませんライス大盛り三つ！」




　あと、なんか最近たびたびblogで「発言者を明記せずに想像に任せることによってひとに濡れ衣を着せる」やつがいるらしいですね。だれなんでしょう。



　前振りはともかくとして、


　『シオンの血族』が3/20に一迅社文庫より発売となります。はじめてメディアミックスを前提とした企画をやってみましたが、担当編集さんやイラストのきみしまさんをはじめ、各方面に多大なるご迷惑をおかけしたことをお詫びしつつ……なんとか三月には出せる運びとなりました。ほんとーにお手数おかけしました。
　ちょう強くてわがままで凶悪な主人公（吸血鬼）が、メインヒロインのお姉様（吸血鬼）とかその学友のお嬢様とかメイドとかシスターとかをかたっぱしから嫁にしつつ、迫り来る敵をばたばた薙ぎ倒す、ハーレム伝奇アクションです。そういえばエロいのもはじめてですね。吸血鬼ものもはじめてです。初物づくしのシリーズ、よろしくお願いします。メディアミックスってのが具体的になんなのかは現時点ではまだ秘密、ということで、続報をお楽しみに。

　電撃文庫MAGAZINEの企画で、はせくらさんと対談してきました。

　発端は、たしか去年オイスターバーで飲み食いしてる最中のことだったと思います。はせくらさんの携帯に、担当編集さん（たぶん）から電話がかかってきました。対談やる？　相手だれにする？　みたいな話だったっぽいのですが、そのときのはせくらさんの返答が、
「だれでもいいッスよ。でもどうせ電撃の知り合い杉井さんしかいませんから」
　さすが、金ならあるが友達のいない男です。編集さんもあまりに憐れに思ったのか、その後、続報はありませんでした。

　なので僕が忘年会で編集長に、
「あの話どうなったんですか。はせくらがやりたいって言ってるんですけど」
　と言ってみたところ、あろうことか話が決まってしまいました！
　実のところ我々は雑誌に載せられるような共通の話題など一切持ち合わせていないので非常に困りました。僕がほとんどひとりで必死にあることないこと喋って盛り上げました。正直なに喋ったのか憶えてません。載るのは4/10発売号です。ちゃんと載るといいですね……全部＜censored＞だったりして。

　MF文庫Jの見本誌は通常の流通から著者分を抜いて送ってくれるのだそうですね。だから届いたのは書店さんに流通し始めるのとほぼ同じ時期、今月は昨日でした。あの売上・注文カードもきちんと挟まっています。電撃とかは見本誌分を先に確保するらしく、10日くらい前に見本誌が届きます。なんの役にも立たないまめちしき！　つまり僕が中身を見るのは読者のみなさんと同じタイミングなのですね。

　ということで発売中です。

　今回はモノクロ挿絵もみんなかっこいい。とくに200ページ以降の三枚はぜんぶお気に入りです。
　クリスだけかっこいい挿絵がないのですが、今回はそういう役回りだということで……
　どうぞ買ってお確かめください。