[PR]
ニュース:政治 RSS feed
【鳩山首相元公設秘書初公判】首相「私という政治家がいなければ…」
鳩山由紀夫首相は29日、自身の資金管理団体をめぐる偽装献金事件で、元公設第1秘書の勝場啓二被告が政治資金規正法違反の罪で禁固2年を求刑されたことについて「私という政治家がいなければ、勝場君もこのようなことを犯さないですんだ。その責任の重さをかみしめながら、今置かれている立場で、国民のために使命を果たしていきたい」と述べた。
また、勝場被告が平成15年、民主党の熊田篤嗣衆院議員側に現金200万円を渡したが、政治資金収支報告書などに記載されていないとの産経新聞の報道に関しては、「そのような事実はない。勝場君の弁護士、熊田議員側にも確認した」と語った。首相官邸で記者団の質問に答えた。
勝場被告の求刑について、自民党の大島理森幹事長は「首相は地検に提出した資料をすべて国会に提出して説明すべきだ。禁固2年は大変厳しい求刑だ」と指摘した。
このニュースの写真
関連ニュース
- 【鳩山首相元公設秘書初公判】弁護側最終弁論要旨「癒着や政治腐敗を生む資金の隠蔽ではない」
- 【鳩山首相元公設秘書初公判】検察側論告要旨「資金の流れを国民から覆い隠した」
- 【鳩山首相元公設秘書初公判】検察側冒陳要旨(下)「パーティー収入水増しによる虚偽記入を指示」
- 【鳩山首相元公設秘書初公判】検察側冒陳要旨(上)「毎月1500万円を自由に使える金として…」
- 【鳩山首相元公設秘書初公判】首相「責任感じる」でも「使命果たしたい」
- 【鳩山首相元公設秘書初公判】官房長官「政府としてコメントする立場にない」
- 【鳩山首相元公設秘書初公判(4完)】「名前を使った皆様におわびを…」最後まで消え入りそうな声の勝場被告
- 【鳩山首相元公設秘書初公判(3)】「鳩山さんを実力あるように見せたかった…」虚偽記載の動機語る
- 【鳩山首相元公設秘書初公判(2)】「全く知りませんでした…」上申書で関与を全面否定する首相
- 【鳩山首相元公設秘書初公判(1)】虚偽記載のきっかけは地元新聞記者からの指摘 検察側が明かす