前橋地方気象台は1日、同気象台構内にある桜(ソメイヨシノ)の標本木の花が開花したと発表した。開花は平年並みで、昨年より2日遅いという。
同気象台によると、花が5~6輪咲くと開花発表する。先月29日に3輪まで開花したが、30、31日は冷え込み開花が遅れていた。1日は最高気温15・8度と平年並みの陽気となり、一気に開花が進んだという。平年の満開は8日という。
前橋市大手町3の前橋公園の桜並木はまだつぼみが多いものの、日中は親子連れなどでにぎわった。大学の春休みを利用して遊びにきたみどり市大間々町、大学2年、新井里呼(りこ)さん(19)は「また満開の時に来てみたい」と話した。【喜屋武真之介】
毎日新聞 2010年4月2日 地方版