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ここから本文エリア 複数の指紋検出 スーツケース表面2010年04月02日
金沢市二俣町の県道脇がけ下にあったスーツケースから頭部のない女性の遺体が見つかった事件で1日、スーツケース表面から複数の指紋が検出されていたことが捜査関係者への取材でわかった。県警捜査本部は身元の特定につながる可能性もあるとみて、慎重に鑑定を進めている。 捜査関係者によると、捜査本部は事件発生直後からスーツケースに付着したDNAや指紋の鑑定を進めており、複数の指紋が検出された。ただ、遺体には一部の指紋しか残っていないため照合は難しく、事件の関係者のものか捜査している。 別の捜査関係者によると、現場の県道は夜間はほとんど交通量がない山中の抜け道であることから、スーツケースを遺棄したのは複数回は現場を通ったことがある者の犯行とみられるという。 現場付近では同日、がけで行っていた遺留物の捜索を、ボート2台を出してがけ下のダム湖に範囲を広げて実施。通行車両の検問も1日午前までに約700台に行ったが、身元の特定につながる有力な情報はなかった。
マイタウン石川
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