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日本人ジャーナリスト、アフガンで誘拐か

2010年4月2日12時41分

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 【イスラマバード=四倉幹木】紛争取材を専門にしているフリージャーナリストの常岡浩介(つねおか・こうすけ)さん(40)=東京都在住=が、3月中旬から取材のため入っていたアフガニスタンで最近連絡を絶ち、誘拐された恐れがあることが、知人らの話で分かった。

 複数の知人の話を総合すると、常岡さんは3月17日に出国。約1カ月間アフガンに滞在し、アフガン旧政権の武装勢力タリバーンの関係者に会ってインタビューすると話していた。ところが、常岡さんに同行していたとみられる地元の人物から1日、常岡さんの知人の一人あてに「常岡さんが誘拐された」とメールが来たという。

 ただ、この知人は、タリバーン自体は常岡さんの取材を受け入れる姿勢を示していたため、誘拐されたとすれば別の組織・勢力によるのではないかと話している。関係者が外務省と連絡を取っており、対応を協議しているという。

 常岡さんは1994年から約4年半、長崎放送の報道部記者として働いた後、フリーのジャーナリストに転向。約10年前からアフガニスタン、エチオピア、チェチェン、イラクなど、イスラム世界の紛争地帯で取材を続けている。

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