哨戒艦沈没:「韓米合同演習は北朝鮮侵略訓練」

労働新聞が報じる

 北朝鮮の労働新聞は3月31日、韓米合同軍事演習を「北朝鮮侵略戦争訓練」と規定した上で、「米国帝国主義と南朝鮮(韓国)の好戦狂が北朝鮮侵略戦争の火蓋を切れば、わが軍隊は復讐の大反撃を加え、侵略の連中を海に水葬してみせる」と報じた。北朝鮮のメディアは、哨戒艦「天安」沈没から6日たった今も、関連の報道をしていない。

 労働新聞は同日、「侵略船の航路がどこなのかは簡単に見当が付く。侵略の航路を進む戦闘艦船を通じ、この地で誰が平和を破壊する張本人なのかが再び明白になる」と主張した。これに先立って、朝鮮中央放送は3月29日、「米国帝国主義と南朝鮮の好戦狂が(韓米)合同軍事演習の一環として、朝鮮西海(黄海)上で北朝鮮侵略戦争の訓練に狂奔した」と報じた。

アン・ヨンヒョン記者

【ニュース特集】哨戒艦「天安」沈没

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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