平素より、私ども第一生命をお引き立ていただき、誠にありがとうございます。平成22年4月1日付で代表取締役社長に就任いたしました渡邉です。役職員一同、全力で職務に当たる所存でございますので、引き続きご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
昨今の生命保険業界を取り巻く環境は、少子高齢化や社会保障制度の見直しなど構造的な変化に加え、業界の垣根を越えた競争・自由化が進展しており、ますます厳しくなってきています。このような環境下において、「品質保証新宣言」でお約束した「品質」を長期的にお客さまにご提供し続けるためには、持続的な成長が不可欠と考えております。当社は、これを実現するために、平成22年4月、より柔軟な経営戦略を取り得る株式会社に組織形態を変更し、市場の規律に基づいた一層透明性の高い経営を目指すべく、東京証券取引所第一部に上場いたしました。
当社では、この株式会社化・上場を「新創業」と位置づけ、中期経営計画「Value up 2010」のもと、これまで取組みを進めてまいりました中核事業の競争力強化や成長市場への積極投資などに引き続き積極的に取組み、企業価値の向上に努めてまいります。
また、中長期的に目指す姿を明確にするため、第一生命グループビジョン「いちばん、人を考える会社になる」を制定しました。このビジョンには、創立以来継承し続けてきた「お客さま第一主義」をこれからも変わらず守り続けていく、お客さま、株主・投資家の皆さま、従業員など当社が関わる様々な「人(ステークホルダー)」のことを真剣に考える、という思いを込めております。このビジョンを第一生命グループの役職員全員の道標として取り組み、「いちばん、品質の高い会社」、「いちばん、生産性の高い会社」、「いちばん、従業員の活気あふれる会社」そして「いちばん成長する期待の高い会社」となることを目指してまいります。
第一生命保険株式会社
代表取締役社長
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- 2010/04/01
- 入社式社長挨拶について〜新創業記念「6万人の入社式」〜(15KB)