2010-04-01 私立明堂学園中等部日記
■[日記]私立明堂学園中等部日記
みなさんこんにちは!花咲つぼみです!
こんにちはー。来海えりかだよー。
今日もいつもどおり、最新のニュースをお届けいたします! お楽しみに!
最新なの?
何言っているんですかえりか! ハートキャッチニュースはいつでも最新ですよ!
……そのニュースの名前自体今はじめて聞いたんだけど……。
というわけで、本日も張り切ってまいりましょう! レッツゴー!
ごー。
■[日記]「ハートキャッチプリキュア!」CDが、オリコンで一位!
最初のニュースです。私たちの「ハートキャッチプリキュア!」OP/EDを収録したCDが、なんとオリコンデイリー一位を記録しました!
(注・オリコン一位は本当です)
やりましたねえりか!すごいですよ!
うんー。すごいねー。
えっ?! なんか全然驚いてないですねえりか。一位ですよ一位! 一番ですよ!
すごいんだけどさー、もっといけるとおもうんだよねー。たとえばー。
ゴールドディスク受賞!
とかー。
ビートルズをこえた!
とかー。
いくらなんでもむりです!
でも確かにもうちょっと売れたらうれしいですねー。
「ルビーの指環」級まで行ったら嬉しいですね!
……時々思うんだけど、つぼみあんた何歳?
■[日記]つぼみの必殺技が大人気!
つぼみの必殺技が子供の間で人気らしいよー。
えっ!ほんとですか! ブロッサムシャワーですか!それともブロッサムフラワストームですか!?
ひょっとして、プリキュア・ピンクフォルテウェイブですか!!! これはマニ車爆売れですかね!?
ううん。
えっ、違うんですか? あんなにカッコよく決まったのに違うんですか? じゃあなんですか!?
おしりパンチ。
おしりパンチ!
ねえ、なんでおしりなのにパンチなの?ヒップアタックじゃないの?ひょっとしておしりから手が出てるの?
あ、あ、あれは勢いで言っちゃっただけなので忘れてください! 気にしないでください! もう、えりかは人の痛い所突くのでずるいです!
そうそう、私も新技考えたヨー。
えっ? それはなんて技ですか?
つぼみが「おしりパンチ」だからー。わたしはー。
おっぱいパンチ!
そんなにえりか胸ないです!
…………。
……! …………。
…………。
■[日記]会長、かわいいものを探しているの巻
(……かわいいものってなんなんだろう、どうしてかわいいって思うんだろう。例えばうさぴょん。あんなにも柔らかくて、触っているだけでほっとする。あれがタオル地だったらどうなんだろう。あるいは長毛だったらどうだろう。逆にサラリとした布でも気持ちイイんじゃないだろうか……ああ、なんて素敵なんだろう。そうか、この素敵だと思う気持ちが、かわいい、という感覚なんだろう。人間の感覚って本当に不思議だ。)
あー。生徒会長だー。やっほー。
い、い、いつき先輩!? お、おは、おは、おはようございます!!!!
(だ、だめだー! 女の人だって分かってもまだ緊張します! どうしましょうー!)
あ、うん、おはよう。二人とも元気かい?
げ、げ、元気ですすごく元気です!
ところで、いつき先輩っておっぱいおっきいんですかー?
えりかなに聞いてるんですか!?
いやー、先輩のおっぱいがおっきかったら、大きくなる方法教えてもらおうかなーって思ってー。
(……えりか、さっきのこと気にしてますね……)
お、おっぱいは大きくは無いと思うよ。それにこうやって男子制服を着ているから、隠すのが大変だしね。さらしで巻くのも結構苦しいんだ。
(……そうだ、どうしよう、ファッション部でもぬいぐるみとか作るんだろうか? もし作るんなら作り方を教えて欲しいけれども、そもそも僕なんかが作ったらおかしいだろうか。二人は笑ったりしないと思うけど、他の生徒会幹部がどう思うか気になる……。やはり笑われるだろうか、いやしかし聞いておくことは大事な事なはず。ぼくを受けれてくれた相手を信じる、それがぼくに出来ることだ。)
あのー、先輩? 大丈夫ですか?
(やはりここは思い切って聞いてみよう)あ、あの、ぬ、ぬ……
ぬ……ぬりかべ!?
あ、あたしの胸はぬりかべではないよー……見るー?
えりか見せなくていいです!
ぬ……ぬ……
わかった! ぬかづけですね! ぬかづけ食べたらさらしで巻かないといけないくらいおっぱい大きくなるんですね!
あ、いや、っていうかぬかづけっていうか、そんなにぼく胸大きくないし、じゃなくて、……ぬ、ぬいぐる……。
つぼみ! わたしぬかづけ買ってくる!
あ! それだったら向こうのスーパーのほうが安いですよえりか!
……あの二人には「ツッコミ」がいないんだな……。
……ぬいぐるみ、作らせてもらえるかなあ……。
■[日記]スクープ! プリキュアがお買い物!?
あ、こんにちはー。
あ、かなえさんこんにちはー。
やほー。
大スクープだよ! さっきね、向こうのスーパーでプリキュアらしき人たちがいたって!!!
!!!
……。
(えりか! だから言ったんです、買い物急ぐのはわかるけど、プリキュアに変身してまでいかなくてもいいって!)
(いやー、だってタイムセールらしいって聞いたら居ても立ってもいられないし、あのほうが三千倍は早いよ)
(千里の道も一歩から!すべての道はローマに通じるです!焦らなくてもお店には行けます!これでバレたら大変ですよ!)
(つかなんか言葉の使い方間違ってない?)
……二人ともどうしたの?
なんでもないです!
なんでもないよー。
あ、そう。でね、そういう時に限ってカメラ忘れてきちゃって……何たる不覚!いつも肌身離さず持っていたのに! たまたま充電中で!
(よ、よかった……)
ところでなんでそんなにプリキュアの写真撮りたいの?
それはもちろん。
スカートの中身を調べるためね!
盗撮だし!
そして。
売れるね!
売約済み!!!
■[日記]砂漠の使徒、相談中の巻
のう、コブラージャ。今日はなんかネット何処に行っても祭りになっとるようじゃきーのう。
そうだね。まあそうだろねぇ。
なんでじゃきぃのう? なんかすごいことでもあったんじゃきぃのう?
……いや、知らないんならいいなじゃないかな。うん。
なんかはっきりせんのう。だからプリキュアを倒せんのじゃけぇのう!
そうじゃ!この祭りっぽさに乗じてプリキュアを倒せばいいんじゃきぃのう!
いや、今日行っても誰も信じてくれないから、余り得策じゃない気がするけども……。
どれどれ、ネットを早速調べてみようじゃけえのう。なになに……うーむ、祭り以外に、あちこちで「非実在青少年」とかって言葉が出とるのう。なんじゃいこりゃ。
法律とかの話しらしいよ。まあ、君には関係ない話だね。ようするに、子供のえっちな絵を取り締まるかどうかでもめてるらしいよ。
ふーむ。なんかはっきりせんが、ずいぶんみんな焦っとるようじゃけぇのう。これなら沢山の心の花が……えっ……な、なんじゃと! えっちじゃと! は、破廉恥でござる!
ちなみにうちにもあるよ、ヌード。しかも子供の、写真がね!しかもしかも撮ったのは僕。
ヌード写真!そ、それはまずいじゃきぃのう! コブラージャ!お主捕まるじゃきぃ! 絵はともかく、しゃ、写真はまずいじゃけぇのう!
そうだね、これがあったら、大変な騒ぎになってしまうだろうね……。
ぼくの写真だからね!
いらねーよ!
……需要はあるよ……!
■[日記]ハートキャッチニュース、お別れの時間
はー。よっこいしょういちっと。今日は疲れましたねえりか!
つぼみほんとは年齢偽ってない?
途中、遊園地からの中継もあったのですが、電波がとぎれてしまいましたね! もうびっくりしましたよー。気づいたら私たちの他に15人もプリキュアがいるんですもの! 大変でした!
ほんとはあと二人いる気がしたけどねー。あ、なんでもないよ。
さて、そろそろ終りの時間です! いかがでしたでしょうか? ファッション部ニュースはこれからも最新の情報をお知らせいたします!
名前変わってない?
あ!間違えました! ぷ、プリキュアニュースは最新の情報です!
……もうそれでいいやー。
にしても結構プリキュアの生活楽しいねー。大量の荷物の買い物行くのも便利だしー、忘れ物取りに行くのも楽だしー。
そういう使い方はだめです!
ちぇー。
いずれにしても、これからも一心同体、一致団結、一進一退、一日千秋でがんばりましょう!
うん! がんばろう! 後半違うけど!
がんばって、うんち集めようね!
心の種です!
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あっ!もう終わるというのに、敵がいます!えりかどうしましょう!
うわー、敵も空気読めてないなー。
……なんかうざがられてるじゃきぃのう。
あー、君たち。大丈夫。今日は戦うつもりはないから。
……わかりました!停戦ですね!
たまにはいいよねー。
まあ、戦いはしないけど、折角だし色々出かけてみないかい?円谷プロダクションとかなかなか面白いことやっているらしいよ?
コブラージャがナンパをしちょる……なんて破廉恥な!破廉恥な!
情報いただきありがとうございます!でも今日は私たち、この番組のために頑張っていますから!君は人のために死ねるか!です!
もう元ネタわからなくなってきたナー。
わかりました。あなた達のその思いに敬意を評します!
なので、僕の子供の頃の秘蔵ヌード写真集をお見せしましょう!
いらん!
(……ちょっと見てきたかった気がすると言ったらえりかに軽蔑されるでしょうか……)
(むしろ、つぼみの秘蔵ヌード写真集とかないのかなー)
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そうそう、ファッション部もがんばろうねー。
そうですね! えりかどんな服作りたいですか?
んっとねー
すごいブラジャー!
おっぱいパンチ諦めてください!
じゃあ、固いぱんつ?
おしりパンチ引っ張らないでください!
ではまた次回お会いしましょー。
さようならー!
あと、おっぱいはちっちゃい方がもてるってお父さんが言ってたよ!
貧乳はステータスですか!?
(……小さくてかわいいブラ、買ってこようかな……)
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今までの記事。
2010-03-31 私立桜が丘高校軽音楽部日記
■[プリキュア]【重要】「ハートキャッチプリキュア!」はスパッツを履いています!【確定事項】
さて、昨日も書きましたが、「ハートキャッチプリキュア!」はスパッツを履いている疑惑があがっておりました。
ここですね。
えりか様の一瞬のシーンで、「これはもしやスパッツでは?」という声が、多くのプリキュアスパッツファンの間であがったことと思います。
しかし、もっとはっきりしたスパッツ確定シーンがありました。
(情報に感謝)
では、見てみましょう。再現フィルムスタート。
じゃーん。
はい! 一時停止
これは、ガラスを蹴って反動で敵に向かっていく、言わば初代プリキュアからの王道たるプリキュア空中殺法らしいシーンです。
えらい破壊力の蹴りを持つプリキュアが、ガラスを割らずに反動ジャンプというのは見事ですね。
わざわざこのアングルにしたスタッフは、天才です。
なぜ天才か?
それは彼女たちがスパッツを履いていることを確定させるのを魅せるためです。
見せるじゃなくて「魅せる」ね。ここ大事。
拡大してみましょう。
間違いありません。
先日の画像ではえりかだけかと思われたスパッツですが。
えりかもつぼみも、スパッツ確定しました!
おめでとうございます!!
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なぜプリキュアでスパッツにこだわるか。
まあスパッツ好きだからってのが本音ですが、他にもあります。
プリキュアは、蹴り技殴り技という、身体能力をいかした攻撃が基本、締めは必殺技という仕組みで戦います。
ようは、スカートはひらひらさせながらも、中身を気にしていられないんですよね。
となると、一番いいのは「ぱんつみえても気にしないもん!」なんですが、いやまあそうもいかない。
だって、プリキュアはちゃんと等身大の「女の子」として描かれていますから。
あと子供向けですから。
となると、羞恥を取り除き、元気に飛び回るためにはスパッツが必須になるわけです。
フレッシュプリキュアとプリキュア5時代のうららだけはスパッツありませんでした。
謎なのは初代のほのかと、SSの舞。こちらは見えませんでした。
フレッシュとうららはペチコート的もこもこでごまかしていますね。
こんな感じ。もこもこです。
ただやっぱりちょっと不自然。ブッキーなぜか嬉しそう。
かといってズボンや短パンではまたちょっと味気ない。
だってプリキュアは「女の子」ですから。かわいくて、かっこよくて、「わたしもこうなりたい!」じゃないといけません。
そこで生み出されたのが、初代プリキュア時代のなぎさの「ひらひら+スパッツ」でした。
これは大発明と言っていい。
スパッツじゃなくてもいいんですよ(ぼくはよくないけど)。
ただ活発な少女という図をつかう場合、スパッツは非常に効果的であるのはよく計算されています。
女の子に「殴り合え」とは言わないけど、そのくらい「元気でよく動く健康さ」が求められているのがよくわかります。
また、初代やSSから比べて、いかにもなお嬢様キャラが減りつつあるのも面白いですね。フレッシュとハートキャッチでは「絵に書いたような女の子」がいなくて、等身大性重視されています。
等身大の「女の子」を描きつつ、「女の子らしくあれ」という思想がカットされているんですよ。
このへんも、子供に向けて、また大人の目の肥えたファンに向けての、考え方の方向転換なんでしょう。
念のため、昨日も書きましたがフレッシュプリキュアでもラブの普段着、ブッキーの練習着はスパッツです。
スパッツの血筋は絶えなかったのです。
さあ。
日曜朝はスパッツ少女の時間が始まる、と心をわくわくさせようではありませんか。
売り上げランキング: 405
あの挿入歌はえりかのテーマかな?
すっごいかわいかったんですが!
関連・明智です。東映本社に突撃してプリキュア展を撮ってきた。:ハムスター速報
8に注目。
確定です。
WEB拍手より。
確か、ハートキャッチの設定(指定?)画には「スパッツですがあまり見えないようにしてください」って書かれてる、って話を聞いたような見たような。
ほうほうほう・・・興味深い!
■[日記]私立桜が丘高校軽音楽部日記
今日のtogetter。
Togetter - まとめ「ゾンビと少女の甘い関係 〜ゾンビ少女は恋愛の夢を見るか〜」
見づらくてすいません、精進します。
「ゾンビ+少女」というのは映画や小説・マンガでよく用いられるテーマですが、「モブの中の少女ゾンビ」と「少女単品でゾンビとして描かれる」のには差があるよね?という話しから、「少女性」のもつ永遠への憧れ、瞬間への恐怖とか、少女コレクション的に「永遠に少女であってほしい」というエゴイズム、ひいては死体としての「人形」に憧れる心理なども含めた話し合いになっています。
こういうのがあるからやめられません。非常に「テーマについての話し合い」と言う意味でtwitterは面白いです。
これを元にまた考えをまとめて記事にしてみたいです。
人にあらざるものを、なぜ愛するのですか?「たくらまかん動物園」
「ステーシー」はCDとリンクしながら、オーケン残虐少女ワールドの最高傑作の一つでもあるので、オススメ。ハードカバー版はイラストが素晴らしいので、コレクションしたい人はそちらをどうぞ。入手困難かもですが、漫画版も面白いですよ。
途中「吸血鬼は?」「クリーチャー系少女は?」という話題も出ています。
これも非常に興味深いテーマなので、少し掘り下げてみたいところ。ちょっと「永遠にしたい」という他者からのエゴのある「ゾンビ」「人造人間」と違うんですよね。それこそフランケンシュタインの、無理やり復活させられた女性のような感覚と別物です。
まあ今回はゾンビ→人造人間→人形で。
もう一個、炭山文平先生の言葉が素晴らしかったのでまとめてみました。こっちは見やすいです。
Togetter - まとめ「炭山文平先生の「表現」に対しての意見。」
twitterはあくまでも「つぶやき」なので、ブログ記事や本の文章と比較してはいけませんが、それでも時折びっくりするほどすごい言葉が沢山転がっていますね。
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「週刊少年チャンピオン」19号にて『侵略!イカ娘』に重大発表(たぶんアニメ化)( 「最後通牒・こぼれ話」)
時代がきたゲソ!
まだわかんないけど。
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けいおん!は律が好きで好きで死にそうなぼくですが、律は澪の嫁なので遠くから見つめることにします。
梓はひたすらに小動物のようにかわいいので悶え死にそうになることが多々あります。
しかし・・・もうすぐけいおん!!二期はじまるとか信じられないんですが。
まじで?
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今日知ったんですが、ここで「メンヘラちゃん」の原画展示もされるそうです。
興味のある方は是非。
2010-03-30 私立桜が丘高校軽音楽部日記
■[志村貴子]「放浪息子」10巻、普通って何?ぼくはおかしいの? 〜マイノリティの距離感と、非情な身体〜
「放浪息子」10巻が、強烈でした・・・。
・・・って毎回強烈だけどねこの作品はさ!
でも10巻は自分にはヘヴィでした。いい意味でも悪い意味でも、ちょうど心臓の傷痕の中に指を突っ込んで「ほら穴開いてるでしょ、これが事実なんだよ」っていわれているような。
でもそのあと薬を塗ってくれるような。そんな巻でした。
話しの流れを全部説明するのは不可能なので、簡単に自分が思った雑感を書いていきます。
で、10巻で一番感じたのは「普通」ということと、「マコちゃん」についてです。
マコちゃんについてはまだ心の中でまとまらないので、今回は「普通」についてだけ書きます。
●「服装」という軸。●
この作品、軸はなんなんだろう?と友人と話していました。
テーマは「性」。「男性」「女性」という性別そのものですが、それが物語の軸ではありません。
軸となっているのは、実は服装なのではないか、と当たり前のことを言われてすごく納得、あ、なるほど。
性を描く場合、「恋愛」が軸の場合が多いじゃないですか。好きってなんだろう?というのを中心に男女を考えたり。しかしこの作品恋愛に関しては実はすっごいあっさりしてるんですよね。マコちゃん以外。
あんなちゃんとニ鳥君が付き合い始めたのは「えっ、いつの間に?」って感じの勢いでしたし、お姉ちゃんが瀬谷と付き合っているのも付かず離れずです。今回は少し進展ありましたが、その描写はそこまで重視されていません。高槻君に至っては恋愛の匂いもしません。佐々ちゃんは好きな子がいましたが、それが割とさらっと描かれていて深入りされていません。
しかし、服装については恐ろしいほど丁寧に描かれています。
この服かわいいよね、からはじまって、気がついたら「ぼくは女の子になりたいんだろうか」「私は男の子になりたいんだろうか」と性が揺らぎます。
そして8、9巻で学校に女子制服を着ていくことで、ニ鳥君は実質的なイジメにあうわけじゃないですか。
すごい自然に描かれてますが、保健室登校ですよ。笑えないですよ。無邪気な悪意で彼は、教室に居場所を失います。
「女の子になりたかったせい」か?
いや、「女装をしたせい」だ。
きっかけは、8巻で出てきたクラスメイト土居君の一言でした。
この展開、心臓に悪いですよ。土居くんが何考えているかさっぱりわからない。
高槻君は女の子ですが、男装をして学校に行きました。ちーちゃんという暴走キャラがいたおかげで、誰もそれを笑いませんでした。
しかし、ニ鳥君が女装をして学校にいくことはクリティカルな心の傷を生みました。
ぼくだけ
笑われた
(9巻より)
高槻君も、ちーちゃんも笑われなかった。自分だけ笑われた。
みんなも、土居くんも、かわいいと言ってくれたじゃないか。この女の子の服装の自分が、かわいいって。
実際かわいいんです、ニ鳥君。
だが問題はそこじゃない。物語の軸が「服装」なことで、服装=人格になり得ない、性を表し得ないという強烈なカウンターへと向かいます。
「性」への感覚は、残念ながら「服装」では変えられないのです。
●「普通」●
10巻での鍵になるのは、土居くんでした。
ここは説明しておかないと読んでいない人には分からないと思うので、簡単に説明します。
これは小学校の時のシーン。
土居くんは、高槻君とニ鳥君がお互いの男装・女装趣味についての秘密の交換日記をクラスで読み上げて、彼らの心に強烈なトラウマを作っているんです。
トラウマ……うかつに使っていい言葉かどうかわかりません。しかしニ鳥君はずっと、中学校に行ってもこれを引きずっていたのが今回明らかになります。恐れていたことが明らかになります。だからここではあえてトラウマ的なものと言っていいでしょう。
きっとバカにしているんだ、笑うために自分のことを貶めたんだ……読者側にしてもそう見えてしまうんです。土居くんの立ち位置は。
しかし、本当にそうなんだろうか?
ここで「普通」という言葉を使ってみます。
「普通」っていい加減な言葉ですよね。説明してくださいって言われても説明出来ません。
そもそも普通ってなにさ? 人間の在り方や性に「基準値」なんてあるの?
ないですよ。100人いたら100通り、それが人間なんだから「普通」なんてありえません。
しかし、「マイノリティ」と「マジョリティ」は存在します。
例えば、女の子になりたいニ鳥君。間違いなくマイノリティです。
そしてマイノリティであることを周囲の仲間、高槻君、千葉さん、マコちゃん、ちーちゃん、佐々ちゃん、みんな否定しません。優しいし分かってくれているんです。
しかし、それは温室。「理解してくれている」「共感している」という特別な場所であって、決して「マジョリティ」の場所ではありません。
仮に、高槻君とニ鳥君が仲良くありつづけ、小学校の時の事件がなくて、中学校でも事件が起きずに密かに二人の密会がつづいていたら、おそらく傷の舐め合いが続く、二人の楽園が出来ていたでしょう。
それが幸せかどうか、分かりません。
ただ、現実はそれを許しませんでした。
許さなかった……そんな厳しいことだったんだろうか?
土居くんの言動、よく見ると確かにバカにしたり笑ったりするけど、これ「マジョリティ」の代表としての代弁なんですよね。
女装かわいいよ、面白いよ、でもやっぱ変だよ、それで色々言われるの当たり前だろ、という感覚です。
でも、上記のように彼は言います。「笑わねーよもう」。
これがマジョリティ。
優しくマイノリティな悩めるニ鳥君を包む仲間はたくさんいます。恵まれているとお姉ちゃんも言っています。そのとおり、ニ鳥君は幸せなんです。
そして、マイノリティを認めないんじゃなくて、理解出来ない人もいるというのを土居くんは表しています。
決してバカにしているだけじゃないんです。
一気に小学校の時の行動も、ニ鳥君と高槻君のことを傷つけるつもりではない無邪気な行動であることも判明します。「おまえこれで学校来いよ」というのも、それ以外の他意が何も無いんです。
「女装好きな人がいる」「ニ鳥はかわいい姿をしている」それは認知しているんですよ土居くん。
しかしそれを理解して、「それでいいよ」と受け入れる人ばかりじゃないわけじゃないですか。悪意とか、いじめるとか、そういうのも抜きにして。そりゃそうだ、全員が分かる世界なんて有り得ない。
10巻で描かれるニ鳥君と土居君の関係は、まさにマジョリティとマイノリティの対立構造でした。
いや、対立という言葉は誤解招きそうですね。「マジョリティとマイノリティの視点の向き合い」そのものでした。
お互い、認められたい分かってもらいたいという自我がありながら、解り得ないのも、ぶつかってしまうのもやっぱり感じてはいるし、全部を受け入れてもらえるというのが有り得ないのもマイノリティ側は認めざるを得ません。
でもマジョリティ側も、受け入れることは出来なくても、踏み込まなくていいのは分かるんです。
土居くんの「マジョリティ」の考え方(男は男の格好をする)と、「それ以上の深入りをしない」という行動。
これがある意味、相対的な意味での「普通」としてこの作品は描いているんです。
すごいですよ。「何が正しい」というのが存在しない世界をきちんと描いているんですもの。
今回の件で、ニ鳥君は当然心に深い傷を負いましたが、舐めあうことはしませんでした。
土居くんもまた、心に痛みを覚えます。
そうやって「普通」と「マイノリティ」はお互いの存在を、そういうものだと認めて行く距離感を保つしかありません。
上記のコマ、コマ割りの流れと噴出しの使い方も含めて非常に巧みに二人の関係を描いています。
一応目と目をあわせて話しはするんですよねこの二人。でもすれ違う。高槻君とニ鳥君、マコちゃんとニ鳥君のように視線ががっちり噛みあう描写がありません。
本当はあっているはずなのに、コマの使い方で視線があわないんです。
そう、これが「普通」と「マイノリティ」の関係そのもの。
でも見ての通り、同じ位置で並列に並ぶことは出来ます。
感動して握手する、なんて出来なくても、一定の距離を保って傷付き合いながら譲歩は、出来る。
譲歩するしかないんじゃなくて、「譲歩出来る」。
●あなたはおんなのこ●
一方、男装して学校に行くことが出来た高槻君。いや、高槻さん。
暴走列車ちーちゃんのおかげもあって、彼女は笑われもせず、いじめられもしませんでした。
しかし、ニ鳥君の事を見て傷付いたのも確かです。
ここで鍵になるのが、最初にも書いた「服装」です。
あなたは「男装をしたい」の?
「男の子になりたい」の?
ニ鳥君は「女の子になりたい」子です。だけど女の子が好きです。マコちゃんは「男の人が好き」で「女の子になりたい」子です。
高槻君は?
実は自分でも困惑していて分かっていないんですよね。
それを切り開くのが、デンジャラスビューティーにして、初期では犬猿の仲だった千葉さんなのが非常に面白い。これは読んでいない人は一巻から続けて読んで欲しいと心から願う、非常に巧みなシーンです。
ニ鳥君はマコちゃんという共感者に出会い、土居くんというカウンターに出会い、自分の位置を少しずつ理解していきます。
しかし高槻君は自分の位置が分かりません。
先程の「?」にもう一つ加わります。
「あなたは女の子になりたくないだけじゃないの?」
高槻君の周りも、ニ鳥君と同様非常に恵まれているので、彼女の気持ちを組んでくれる人が多く、恵まれていると言えます。
しかし彼女を冷静に、客観的に判定してくれる人がいないんですよ。
実際は判定なんていらないんですが、彼女自身が自分を分かっていないとなると話しは別。高槻君が三つの「?」のうちどれかのかを、ビンタしてくれる人が必要です。
それが、天敵のような千葉さんなのが……すごくかっこいい。
男の子に見えるかな、と聞いたとき、バッサリ言い切ってくれた千葉さん。
千葉さんは時に冷酷にすら見える子ですが、実は「優しいだけが親切じゃない」ことを分かっているとても大人な子だったりもします。(それを打ち消すくらい子供っぽいマイペースさもあるのが魅力!)
もう一度確認しておきます。
「女装」「男装」
「服装」は性別を作るのか?
そう、作らないんだよ。
この一コマは、この作品でも絶大な効果を放っている重大なコマだと思います。前後の流れは是非読んで確認してください。
そうなんです、「それってただの変装」なんです。
異性になりたくて女装しているニ鳥君と、「女の子」から逃げて男の子のふりをして変装していた高槻君の違いを千葉さんは見切っているんです。
無論、それが解答なわけではないので、高槻君はまだ悩むでしょう。
実質、そんなに仲良さそうには見えないんですよね今も。
千葉さんが何を言っても意地をはって男の子っぽい格好をする高槻君の姿は、非常に子供っぽいです。でも子供っぽくていいじゃないですか。まだ子供なんだもの。
問題は彼女が誰かを好きになったとき、そして身体的変化が訪れたときでしょうね。
生理が来たとき、ブラを初めてつけた時の高槻君の衝撃は、分かる人には結構ハードな描写だったと思います。
だけど、どんなに抗ってもそれは不可避。必ずやってきます。
●「服装」から、恐怖の「身体的変化」へ●
先程も書いたように、この物語の今までの軸は「服装」でした。
服装を巡ってニ鳥君は傷つき、「普通」との位置関係を知り、自分がどうするべきか考え始めました。
傷だらけでボロボロだけど、でも成長しているのも見えてきています。
YES! ハッピーエンド!
……いや、残念。「性」は服装じゃない。
「性」は、「心」と「身体」で構成されるものです。
どんなにかわいくても、どんなにかっこよくても、体は男性的に、女性的になります。
今回びっくりした描写の一つがこれ。
ニ鳥君とおねえちゃん。
見た目は、ニ鳥君かわいいんです。女の子みたいなんです。
しかし、志村先生はこのページで彼は男の体に、お姉ちゃんは女の体になっていることをはっきりと描きました。
骨格、筋肉、身長、骨盤、柔らかさ、身体ライン。
ニ鳥君はかわいい。女の子みたいだ。でも男になりつつある。
これはニ鳥君もショックですし、読者にもショックな表現だと思います、っていうか自分がショック過ぎてどうなるかと思った。
だって、女装しているニ鳥君、髪の毛を伸ばしたニ鳥君、かわいいんですよ。かわいく描かれているんですよ。それはみんなの「ニ鳥君かわいい」という視点を通しているからです。
しかし、ふと離れたところから第三者視点で見ると、こんなにも彼は男なんです。
今回、ニ鳥君は髪の毛を少し伸ばして、服装だけではなく身体の面で女の子に迫ろうとします。
しかし同時に、マコちゃんとニ鳥君は変声期に恐怖感を覚えます。スネ毛などの発毛に恐ろしさを感じています。
このテーマはまだ今後に引っ張っていかれると思うんですが、ここで志村先生にしてやられた!と思ったのがこれ。
や、やられた・・・!
ある意味プロトタイプとも言える志村先生の短編集の表題作と同じ題名の劇やってるんですよ。
読んだことある人なら「うわー!」と分かっていただけるとおもうんですが……こっちの作品は身体が本当に性転換しているんですよね。
ぼくは夢を見ていました…ずっと
でも とっても変な夢で…
ハダカの女の子がいて とてもドキドキするのに
その反面
ものすごく冷めてるんです
だって
その女の子は
どう見ても
ぼくなんです
(「ぼくは、おんなのこ」より)
この台詞は「ぼくは、おんなのこ」のオープニングですが、放浪息子10巻の72ページで一言一句違わず出てきます。
そうしよう
ささやかではあるけれど
この かわいらしい おっぱいに
磨きをかけて
誰よりも
かわいくて
魅力的な
立派な女の子に
なろう
(「ぼくは、おんなのこ」より)
こちらの世界は、全世界が男女が入れ替わっています。
だから、主人公は「女の子になろう、かわいくなろう」と決意して歩んでいきます。
しかし、同じ台詞と同じ題名を使っていながら。
「放浪息子」は性転換を許しません。
身体は、非情にも「男」への道を歩み始めます。
どんなに「女の子になりたい」と願っても、短編とは違い、受け入れてくれないんです。
志村先生。
自分の作品を使って、とんでもない爆弾と皮肉を置いていってくれましたよ。
正直、ゾッとしました。
でも、それは現実でした。
土居くんが残酷ながらも正直だったように、それが「この世界の性」なんです。
おそらくまだ「服装」という軸は残るでしょうけれども、今後もう一本の軸として「身体」が絡んできそうです。
見るのが怖くて仕方ないんですが、ただ一つ言えるのは志村先生は今まで、決して痛みを孕んだ者を見捨てなかったということです。
どんな脇役キャラであっても。
もう実は今の時点で「それでいいんだよ」と言い続けてきてくれています。10巻の土居くん、千葉さんの存在に救われた人も多いと思います。
自分はのめり込みすぎてしまって続き読むの怖くて仕方ないんですが、それでも見守ろうと誓たくなる。だからこの作品はすごい。
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「服装」「身体」
一個忘れていますね。
「心」。
ニ鳥君、高槻君の心は、性の部分で困惑しつつもかなりサルベージされてきています。
じゃあマコちゃんは?
これは、・・・また別の機会に。
「男の子になりたい」「女の子になりたい」と「誰が好きか」は別なんだ。
読んだことのない人は「一気に読んじゃって大丈夫だよ!」と乱暴なことを言いたくなっちゃうくらいなんですが、人によっては内容の重量が半端じゃなくヘビー級なので、不安であれば一冊ずつ読むことをオススメ。
で、多分気になって続き買ってきちゃうのも多分間違いないと思います。
自分はリアルタイム追い組ですが、最初の頃「ニ鳥君かわいすぎ!イケる!」とか言っていた頃が懐かしいと同時に自己嫌悪が激しすぎて。マコちゃんの話しもあって、10巻読んだ後心理的負担に負けて二時間寝込みました。嘘のようなホントの話。
この作品が好きすぎる、というだけじゃなくて・・・それだけ人間の「性」に切り込むメスが鋭かったのと、「普通」と「マイノリティ」の関係がどれだけ難しいか鼻先に突きつけられた気持ちになったからです。コメディとして、「ファンタジー」としての女装少年は大好物ですが、「リアルな心理」はこんなにも腰の入ったパンチをえぐりこんでくるのか。好きだからこそ、突きつけられる。
なんだか、千葉さんがかつて傘を突きつけたあのシーンを思い出すよ。
マイノリティに対する「変」という言葉が、否定できないこともあるんだよ。「放浪息子 9巻」
放浪息子アニメ化! 不安と期待と。〜志村貴子先生作品はきれいなだけじゃない〜
■[日記]私立桜が丘高校軽音楽部日記
すごくびっくりしたので、とにかくこれだけは。
1034話と1035話を見てください。
メンヘラちゃんとコラボしてる!!!
「メンヘラちゃん」があまりにも素晴らしくて心の整理がつかない。
「ねぎ姉さん」も「メンヘラちゃん」も大好きすぎるWEBマンガなんですが、それがこの2話で、しかも1035話では意外な展開で昇華されていて、素で泣きそうになりました。
「ねぎ姉さん」は極めてシュールな作風が魅力な作品で、…っつうか1035話、っていう話数を見てもらえばいかにすごいかわかると思うんですが、まさかのコラボ。そしてこんなねぎ姉さん、珍しい。
ねぎ姉さんの作者さんが、メンヘラちゃんを相当好きなのも伝わってきます。ああ、いいものを見た…。
「ねぎ姉さん」は流石に話数が多いので「全部見て!」とは言えませんが、たまに気が向いたときにひょろっと見ると「えっ?」となるので楽しいです。とりあえず両方知っている人はこの二話だけは見て欲しいです。
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今日のトゥギャッター。
熱唱を越えて、絶叫だったりスクリーミングだったり、デスボイスだったり叫びだったりするような日本の女性ミュージシャン教えて!っていったらみんなが教えてくれたので、割とアバウトでカオスな感じで整理してみました。徹底的にCD聞いてみる!
twitterはこういう色々な情報をみんなが集めてくれる集合知なところが好きです。たのしー!
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うざかわいいアイツを思い出しながら苺ぷりきゅあ(間借りさん2)
似ている。立ち位置がとても似ている。うん。
あそこまで邪見にされなさそうですが。でも愛しいですよネ。
スーパー えりか 様 まつり。
万華鏡みたいだ……なにこの天国。
スケッチブックを見られる展開は割と素で「ぎゃー!」ってなりました。なるよね・・・。
とはいえ、ノートにこんなこと書いているえりか様を考えると和みます。
今回のハートキャッチプリキュアは、えりか様の決めゼリフが出たのにつぼみの「その手は桑名の焼き蛤です!」に負けてしまった!・・・・・・とか言うのはどうでもよくて、実は普段振り回している傍若無人なえりかがクラスメイトやお姉さんに振り回されるという展開がかわいくて仕方ないということです。
あとはこれですね。
『ハートキャッチプリキュア!』#8で、来海ももかのこころの種が、えりかの種と隣り合わせになる演出が良い :Syu's quiz blog
よく気づいたなあー!言われてみれば確かに。
こういう細かい演出が随所になされているのが魅力的です。
あと大事な点がひとつあります。
ここです!
なんて素晴らしいシーンでしょう。
え、分からない?
なるほど、よく見てください。
WEB拍手より。
姉さん、事件です。
今週のハトプリ、ブロッサムとマリンにスパッツと思しき描写がなされていました
正直、困惑している自分もいるのですが・・・これからも期待していいんですよね・・・
そう。
スパッツが戻ってきたのだ!
正確には「フレッシュプリキュア」でも、普段着でラブが、練習着でブッキーがスパッツだったので、プリキュア=スパッツの系譜は途絶えていないのですが、これは間違いなくスパッツ!
なんということでしょう。あのひらひらのしたはスパッツなのです。
ロマンが増えました。
ありがとう、ありがとう東映。
2010-03-29 私立桜が丘高校軽音楽部日記
■[女装]「サザエさん」に女装少年の波がやってきたの巻
サザエさんに、女装少年ウェーブがやってきました。
何を言っているか分からないと思いますが、こういう流れです。
町内のウォーキング大会!
↓
ウォーキング中に中島、新しい靴にしたため靴ズレでダウン
↓
救護車に乗るのが恥ずかしくて逃げ回る中島。
↓
花沢さんが中島を捕まえる。
↓
「中島が救護車に乗っている」というのをごまかすため、花沢さんが無理やり中島を女装させる
↓
カツオはそれを知らず中島を見て「かわいい」と赤面
↓
女装解除後「あのカワイイ子どこにいったの?」と中島に聞くカツオ。
明らかに、途中の花沢さんの行動がおかしい。
そもそもなぜ救護車に女装セットを用意しているんですか花沢さん。
GJ。
ところがね、これが「サザエ絵」だからってのをひいても、かわいいんですよ。
「意図的に女装しているわけではない」というシチュエーションのため、羞恥に顔を赤らめっぱなし。
なるほど、このもじもじ感がカツオの目を惹いて「かわいい」と思わせたのですね…。
……いや、どういうこと、一体どうなってるの。
普通にかわいいんだけど。
いちいち仕草がかわいい中島。
花沢さんGJと言わざるを得ない。
正直なにがショックだったかって。
カツオが中島女装に惚れる流れもそうだけど、自分が「花沢さんに無理やり女装させられる中島」というシチュエーションにドキドキしたことがショックでした。
なんか開いちゃった。サザエさんで。
展開的には途中で女装バレがあったらよかったんですが、それはありませんでした。
このバレなかったことが伏線に・・・と思ったんですが、サザエさん時空だとありえないんですよね。残念。
アー良かったと思って予告を見ていたら。
ちょ、おま。
なにやってんだ。
サザエさん時空を無視するならば、「中島は女装だった!」というのを知ったカツオが女装にチャレンジ・・・とか考えたんですが、ないよね、うん、ないよね(チラチラと見ながら
ちなみに、カツオは以前一度女装しているそうです(未確認情報。
サザエさん、女装少年の波を飲み込んでおります。
もう一度いう。
なにやってんだ。
もっとやって。
訳あって女装した姿は可愛くカツオも気になっていた。(2010年3月28日放送「春風からの招待状」より)
更新はやすぎ!
「2010年中島ショック」/「BOSS」のイラスト [pixiv](+18)
「女装した中島とカツオ」/「カツオ」のイラスト [pixiv]
「中島くんの親戚(女装)」/「ひょーせん」のイラスト [pixiv]
絵描くのはやすぎ!
関連・POP UP » 「サザエさん」に萌えキャラ登場、波平が大きなお友だちになる
POP UP » 「サザエさん」が男の娘アニメに!?カツオ、中島の女装姿に萌える
むしろ、最近の「男の娘」現象がカツオの女装趣味の話を復活させたのでは?――『サザエさん』中島くんの女装について[アニメ] - はぐれ士(さむらい)@番士溜(仮称)
■[動画]【終わりと新しい始まり】ローリンガール、歌ってみた【秋赤音】
どうにもならんくらい鳥肌たったので貼っておきます。
青臭くて、必死で、絶叫する女性ボーカル曲を色々調べ中。魂えぐってくれるような、感情と技術が混沌として溢れているのが聞きたい!
そう思っていたら出会いました。オリジナル曲ではないですが半端じゃない。
高校生で、歌を歌い、動画を作り、絵を描いているこの才能と表現力と「完成させる力」にただひたすら感服。
歌の上手い下手は素人なのでぼくはわかりません。
だが溢れてくるようなこの熱量は一体なんなんだ。
「若さ」って言葉で表現していいのか?
いや何か違う、歌の中にのめりこんで、一体化しながら絶叫している声に、問答無用でなぎ倒されている感覚が伝わってくる。
絶叫するのは、伝えたいものがあるから、不安定で時にヒステリックで、だけど叫ばずにいられないものがあるからなんだろうなあ。
原曲ももちろん素晴らしいのですが、この歌には本当にヤられました。
心の奥底から叫ぶ女性ボーカルが大好きです。
男性ボーカルももちろん好きですが、女性エモはがくんと数が減るので、自分にあったミュージシャンを色々調べているところです。
2010-03-28 私立桜が丘高校軽音楽部日記
■[WEBマンガ]「メンヘラちゃん」があまりにも素晴らしくて心の整理がつかない。
今年の3月14日に最終回を迎えた、琴葉とこさんのWEBマンガの「メンヘラちゃん」。
完全に個人の趣味で描いておられる作品で、全107話+αというものすごい量なんですが、これがゾッとするくらい面白いのですよ。
正直、読んだ後完全に「自分」が飲み込まれてしまって、しばし呆然としていました。
WEBマンガでこういう体験は、「ミッションちゃんの大冒険」や「オナニーマスター黒沢」などでも体験しましたが、今回のはまた別格。
とにかく読んで欲しい作品なのと、頭の中が「メンヘラちゃん」一色でこれ吐き出さないと多分自分寝られないのでひたすら書きます。
ただ、どんなに100の言葉を並べても作品を読んでいただくことにかなうものはないので、この時点で興味を持ってくださった方は下記のエントリなんて読まずにすぐにサイトにいって「COMIC」から読んでみてください。
あえていえば、50話からが真骨頂なので、一気に読んで欲しいのです。
あと、読むときに色眼鏡というかバイアス(○○なのに〇〇!という作者補正の感覚)かかると「マンガを純粋に楽しむ」点でもったいないので、「About」は読み終わってから見た方がいいんじゃないかなと思います。
●パロディとしての鬱●
「鬱」は本当にテーマとして扱うのが難しいです。
真剣に書きすぎちゃうと、齟齬が出たりずれが生じたりします。100人いれば100の心理があるからどうしようもない。
うまくそこを切り開いたのは久米田康治先生だと思います。「かってに改蔵」や「さよなら絶望先生」で、リスカネタや自殺未遂ネタをギャグとして昇華し、躁と鬱を笑いに変えました。あれは実は結構凄まじい技術だと思います。
この「メンヘラちゃん」も前半はその久米田イズムをうまーく踏襲して、鬱を笑いに変えているんですよ。
最初その「メンヘラ」という言葉を聞いて、ちょっとゾワっとしたんですよ。えっ、そんなネタ扱って大丈夫なの?綱渡りだよ?と。
全くもって杞憂でした。前半は見事なまでに「鬱」をギャグマンガとして昇華しています。
しかも、ちゃんと「萌え」られるキャラ作りがされている。それがまずすごい。
鬱を笑いにするマンガは結構あるとおもうんですが、たとえば第3話。
ユーパンは精神安定剤、リスパダールは不安や緊張の鎮静剤、アナフラニールは鬱の緩和や不眠の治療に使う薬です。
自分もあまり詳しくないですが、「これを飲めばなんでも治るよ」という薬じゃなくて、パニック障害や強迫観念、緊張からの不安タイプの鬱に対して処方されている薬でしょうね。うつ病と言っても色々種類があるのですが、的確にメンヘラちゃんの病状にあわせている(後半になると分かります)。
さらっとギャグにしていますが、ちょっとこれは適当に作って出てくるネタじゃないですよ。ちゃんと分かってネタにされている。
8話の「あるある」ネタも、ここで「あるある」と思えるか思えないかで好みが分かれるとは思いますが、「あるある」と感じられた人ならこの作品がただのギャグで終わらないことを察知出来るのではないかと思います。
16話なんかは「ウェインキャット」ネタを知っている人なら「うわー!」ってなりますね。なんだこの知識量。
ほんとデリケートな問題なだけに扱いづらいネタを、丁寧なさじ加減で調節しているのが前半のすごさです。ギャグにしつつもきちんとマンガとして配慮もされている。
また病弱ちゃんの暴走自爆っぷりと、けんこうくんの柔らかい立ち位置がうまい。読んでいて前半はテンポがいいので、嫌味がありません。素直に自虐ネタたっぷりなメンヘラちゃんを「かわいい」と感じられます。
問題はこの後だ。
●伝える。●
前半は基本的に鬱をネタにしたジョークでまとまっているのですが、空気が変わるのは50話からです。
50話を見てもらえば、一発で分かると思います。
ギャグとして遠くから眺めていた鬱。それにまっすぐ立ち向かい始めるのがここからです。
実は全部読み終わってから前半を見ると、病弱ちゃんやけんこうくんのネタも含めてちゃんとそれぞれの回の細かい部分がつながっているのがまたすごいんですが……まあそれは読み終わってから、二周目に読めば分かります。
54話、60話あたりから、ギャグとして成立はしているけれども生々しいネタがドンドン追加されていきます。
自分はこのへんで飲まれました。
ああ、この作品何かに立ち向かってる、すごい強固な軸があって、何か描こうとしているんだと。
そして、長編になる61話、64話、68話で、一気にこの作品の凄まじさが膨れ上がります。
内容は見てもらうべきだと思うので書きません。
ただ「すごい」だけだと伝わらないので、自分の拙い言葉でなんとか表現するとするならば。
「うつ病」とか精神の病とか、心の傷って、分からないんですよ。
「君の気持わかるよ」と言ったって分かるわけがない。だってその人の苦しさだから。むしろ下手に言ったらかえって傷つけてしまう。
メンヘラちゃんは前半それを冗談として扱っていましたが、61、64話でもう抑えきれなくなるんです。
ある人から見たらそれは悪気なく「わがままで自分勝手」と取る人もいるであろう彼女の気持ち。これは絶対メンヘラちゃんにしか分からないし、親身になっているけんこうくんにすら分からないんです。
ですが、その解り得ない鬱の気持ちの少しでも、マンガで分かるように描いているのがすごい。
何らかの言葉で長々描くわけじゃないです。
物語と、表情と、人間の距離感で、メンヘラちゃんの苦しみの一部がじわじわとこっちに染み込んでくる。
マンガの持つ力は驚異的なものがあります。
時に、映像や、あるいは現実に会って話すよりも、現実味(と感じさせるもの)を読者に与えます。
その力を持っているんですよこの作品は。
しかも、「鬱」という、実体験しないことには分からないものを。
上手いのは、どぎついリアリティだけにとどまらず、ちゃんと「ネタ」を用意して笑わせたり、あるいは「かわいい」を盛り込んでみたり、なんだか良い話になって泣かせてくれたりの調節がされているところ。前半のような笑いのネタも混ぜているので緩急がまた絶妙。
ええ、50話以降ヘビーな話が増えます。増えますがちゃんとマンガとして「面白い」から、どんどん読ませてくれる。読まずにいられなくなる。
●立ち向かう。●
70話あたりからは、鬱の恐怖がじわじわと描かれ始めます。
朝起きる時のどうにもならない不安と絶望と恐怖感や、人ごみの中の猛烈なパニック障害。
うつ病は、朝起きる時と寝る前に猛烈な不安を感じるのです。理由はないのです。人ごみの中にいるとき「怖い」以外の理屈じゃない感情のパニックに襲われる症状も存在します。
「なぜですか」「どうして」「どうしたの」それらは心遣いからくる、全部優しくて正しい言葉だけど、実は不安というものには理由がないということを描いていることが凄まじい。
そして「人に迷惑かけてごめんなさい」「どうにもならい自分がいやだ」「私はみんなに嫌われている」という負の連鎖による自己嫌悪の描写があまりにも的確。そんなことないよ、という言葉がなかなか届かないのを描くのは非常に難しいはずです。
自分が一連のこの作品でも傑作だと思っているのが71話で描かれる薬に対する感覚。これは分からない人には一生分からない話だと思います。
「薬」に頼る自分への嫌悪。
抑えのきかない自分への自己嫌悪。
飲まないで頑張って治さなきゃという強迫観念。
本当は病気なので風邪と同様、薬を飲まないといけないんです。が、それが分からなくなるこの感覚をよく描いたなと、ゾッとしました。
しかもこれ、70話の「ちょっと良い話」的な部分とシンクロしたが故にこじれている、といううつ症状を的確に表現しています。プラスだったはずのことが、マイナスになってしまう恐怖に近い感覚。なんだこれ、どうしてこんなのが描けるんだ!?
少なくとも、自分だったらこれは「表現する」のが恐ろしくて、描けない。
もう一つ、絶賛したいのは81話。こちらはギャグなんですが。
薬の副作用で体重が増えるという知識自体知らない人には分からないですし、飲みたくない薬を飲んで体重が増える事がいかに苦痛で、生きていることが苦しくなるか、理解しようがありません。
それをネタにし、笑わせながら、かつ自己嫌悪や他人不信の渦を描きながら、きちんと落とし所に向かっていったこの話は「すごい」だけじゃなくて、鬱経験のない人でもこの展開に勇気をもらえるはず。
あるいは、「周囲に鬱な人がいるんだけど、自分は何が出来るんだろう、何を言えばいいんだろう?」と悩んでいる人に対しての、答の一つもあります。
すげえよ、これよく描いたよ。なんども言うけど自分は怖くて、言葉としてでも書く勇気ないですよ。
●「死にたい」「生きていいんだ」●
87話からは連続で話が続きます。
ここからは本気で「鬱」という世界へ立ち向かう物語です。
前半のギャグパートは、実はいわばクローズドな世界です。
メンヘラちゃん、けんこうくん、病弱ちゃんの3人で、鬱でも病弱でもそれなりに「幸せ」なんですよね、閉じているから。
ところがこのあたりから「世界は実は開いている」ことがきちんと描写され、いつまでもそのままでいればいいのに、というぬるま湯をどんどん破壊していきます。
この感覚、実は「鬱」じゃなくても読んでもらえば十二分に分かると思います。ただ、鬱なのでちょっとだけそれにブーストがかかりすぎちゃっている。
そして怒涛の展開になる97話以降。
ええ、内容は述べません。見てください。ただひたすらに見て欲しいとしか言えない。
ひとつ言えるのは「鬱」が特別なものではない、ということ。
開いた世界の中で、人間誰しもの精神の中にある「不安」をきちんと形として描き出しています。
●答はない。●
そこから一気に最終回まで突き進んでいきます。途中に出てくる新キャラのタイミングがまたうまい。
どうしてもこういう「精神」を扱った話って、何らかの結論に到達しなければいけないような不安感が描き手側に生まれるものですが、よくこの作者は「この地点」に着地したなと感じました。
ネタバレは避けますが、「これで終わりではない」というのをしっかり描いた、むしろ「ここからなんだ」というのをきちんと理解して描いているんです。最善の形で。
「薬が〜」のくだりを見て、本泣きしたおっさんがここに一人。
先程も書きましたが、最後まで読んで、もし時間に余裕があったら、もう一度最初から読んでみてください。スラップスティックでブラックジョークメインの前半50話までの明るい空気が、なぜあったのかが分かります。元気でさわやかなけんこうくん、病弱なのか元気なのかわからん生き生きとした病弱ちゃん、時々自虐ギャグを言って楽しんでいるメンヘラちゃん、それぞれの心理が実は最終的に回収されていることに驚きます。
感動しました、なんて書くのは簡単なんですが……そうじゃないんだよなあ。
ええ、感動したよ。なんども読み返したよ。
ただそうじゃなくて、自分はなんていうんだろう、尊敬したに近いかもしれません。
この作品描くの、多分ものすごい魂削ってると思います。
もちろん、あらゆるギャグ・エロ・シリアス・アクション……すべての作品は人生と魂の切り売りです、魂削っていない作品なんてあんまりありません。しかしそれを踏まえたとしても、この作品の魂の削り方は傍目に見ても異常です。
ある意味、WEBマンガという媒体(pixivにもあがっています)であることを最大限に活かして、マンガの表現を自由に制限なく使いまくって描いているからこその作品でしょう。一番いい表現場所を見つけていると思います。
何度も言いますが、自分がもしこの題材を目の前に描くことになったら、多分途中で単なる感情の吐露や、大げさな表現に逃げてしまう気がします。
でも逃げないんですこの作品は!
いや違うか、「逃げてもいいんだよ」と逃げない。わかりづらいな!
しっかりとした軸があって、物語になっているんです。
今年の3月14日にあわせ、リアルタイムで最後まで描ききった。結論のない人生の一部をライブのようにして描いた。
ただひたすらに、その点を尊敬してやまない。
マンガの技術論とか色々語るところも多い作品だとも思います。影響を受けた作品などを考えるとさらに楽しめると思います。
思いますが自分は完全に、作品の空気に飲まれてしまいました。技法云々どころじゃないんです。マンガの向こうから押し寄せて来る熱量がおかしい、尋常じゃない。何度かそういう作品にあう度に圧倒されて、脳みそと魂が全部持っていかれる体験がありましたが、今回もそうです。
だからこれを書いてます。
感動をありがとう・・・?
いや、どちらかというと・・・。勇気をありがとうに近いかもしれません。
おそらく一番難しいのは、このような心を描く作品を「完結」させることです。作品作った経験のある人なら、いかに物語を完結させることが難しいか分かると思います。
素晴らしい作品を、ありがとう。
完結してくれて、ありがとう。
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ちなみに「女装くんと男装ちゃん」も面白いです。こちらはメンヘラちゃんよりはライトですが、なかなか鋭いです。
最後に。
全部読み終わってから「About」にある「profile」を見てください。
最初にも書きましたが、出来れば、先にこれを見てしまうとバイアスがかかるので、読み終わった後がいいと思います。
びっくりしたよ……。
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自分は一生の中で、これだけの「表現」出来るんだろうか?
ただ、わかった。「出来ない」ことはないんだ、ということが。
だから、勇気をありがとう、メンヘラちゃん。作者さん。
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いっぱい書いたら落ち着いた。
「ミスミソウ」とか「放浪息子」とか読んだ時にもこういう「うわー!」って感覚に襲われたけど、今回もやられたなあー。
人間誰しもそうですが、自分の中には沢山の「不安」や「恐怖」があるんだけど、それを「表現しなきゃいけない」じゃなくて「表現してもいいんだ」と言うのを、このメンヘラちゃんは認識させてくれました。
人間って、不安や恐怖や悩みや困惑を「表現」出来るんですよ?
いやまあ、技術がないので時間はかかるけどもさ。
それって、ありがたいことじゃないか。
カラーはアナログなのか! すごいキレイなのでそちらも必見。
■[日記]私立桜が丘高校軽音楽部日記
みっちゃーーーん、らびゅー!
たまごまごです。
アニメのPVもアニメフェス?で上映されているそうで。羨ましい限り。
はやく動くみっちゃんの腹とか動かないひとはがみたいですね。
それよりなにより宮下の脚がどのくらい描かれているかが最大の問題点です。
キャラクターの服装に関しては、原作同様、毎回変えたいと思っています。そこは原作の絵の部分に対するこだわりだと思いますので、アニメでも再現したいですね。
ひゃー!楽しみ!
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今日のルチャ。
またかよ!まただよ!
検索してみてると、ミスティコ多いなあ。ふむふむ。
色々技のバリエーションあるんでしょうけれども、にわかファンの自分はヘッドシザーズホイップ系の技が見ていて最高に気持ちイイです。あと上手いドロップキック。
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ハートキャッチいつききゅん+ポスタータイプダークドリーム様(T.N.R with G)
いつき先輩のかわいさもさることながら、ポスター化されたDD様に涙。いつか、また、会えればイイナ。
ブンビーさんらびゅううううう!
オールスターズの中で、個性が強くていじりがいがあるのはせつな、えりか、うららだと思いました。
DX2でせつなのことはあんまり描かれないですが、今回の出来事で相当困惑していたであろうことを考えるとちょっとキュンとなります。
無茶しすぎてマイペースなえりか様まじうざかわいい。
にしても、映画版見た後だと、えりか様のマイペースさがいかに大事かを痛感して、愛しさ30倍です。
つぼみの必殺技が今のところおしりぱんち、えりかの必殺技がマリンダイブだとして、もうちょいこうバリエーションが増えそうな匂いしますね。
例えばプリキュア5のうららとくるみの格闘技が八極拳と中国拳法(南拳)、かれんさんがプロレス寄りだったので、なんかハートキャッチな二人も格闘技要素が入ったらぼく大歓喜。
例・空中からヘッドシザーズホイップで敵を投げ飛ばすえりか様。
組み付きからのサブミッションで関節を決めるつぼみさん。
うわー、スゲーみたい。
プリキュア最強は、こころの種使用時の鳩組では?
いや、おしりパンチはアレだったけど!
マリンが高速化して目にも止まらぬ速さでマリンシュート・マリンインパクト・マリンダイブとかコンボしたらかなり強いと思われ。避けられないだろうし。
防御力はあまりなさそうだけど、高速回避で当たらなければどうということはない。
しかも、種の種類はまだ他にもあるんだし…
なるほど、高速化で考えると、ハートキャッチチームと、せつなでしょうね。
特に映画版のアカルンを使ったワープ殺法には反則気味なかっこよさが!アレは素晴らしかった。
ところでこころの種って、消費型なんでしょうか、それともセッティング型なんでしょうかね。
色々バリエーションあったら面白そうだなあー。
例・スーパーアーマー化(カプコン的な意味で)
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はい、すごい脈絡なく興味がわくのがうちのサイトですすいません。
いやあ、知人と「ピンク映画館ってどこいったんだろう?」という話をしていたら見つけたので掲載。まだ結構あるんですねー。
北海道にもあったんですが、気づいたら消滅していました。
AVも気軽に買える+レンタルできるし、ネットでもすいすい見られる時代ですが。リンク先で見られる映画館の渋みと味わいにノックアウトされました。これ東京に行く機会あったら時間作って行きたいです。
まあピンク映画っていうとアレですが、ロマンポルノ系映画って昔は(自分子供の頃ですが)エロさえあれば何を撮ってもいい、というアングラサブカルの巣窟でもあり、文化育成の場でもあったので、非常に貴重だったんだろうなあと思います。今コミックなんかは同人やpixivでその「表現」が残っているけれども、実写はどうなっているんだろうなあー。
資料としては、入手難しいですが「銀星倶楽部」の「桃色映画天国」という本が非常によくまとまっているのでオススメ。
味があるなー。
正確には「AV」とは別ジャンルなんでしょうね。
まあそれよりなにより、昭和臭に惹かれている自分がいることは否定できません。