ACLサッカー:全北、長春を下し決勝T進出

李東国、2試合連続の決勝ゴール

 サッカーのアジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)は30日、各地で1次リーグ第4試合が行われ、F組の全北はホームで長春(中国)と対戦、李東国(イ・ドングク)が後半にゴールを挙げ、1-0で勝利を収めた。全北はこれで3勝1敗となり、2試合を残し早くも決勝トーナメント進出を決めた。

 李東国は24日に行われた長春とのアウェー戦でも決勝ゴールを挙げ、2-1での勝利に貢献した。今シーズンKリーグではゴールのない李東国だが、ACLでは着実にゴールを重ねている。

 全北は決勝トーナメント進出を目指し、序盤から積極的に攻め込んだ。だが追い込まれた長春は堅い守りで対抗。前半12分に李東国がヘディングシュートを、同15分には徐訂晋(ソ・ジョンジン)が強烈なシュートを放つが、ゴールをそれた。続く李東国のシュートも、相手GKの攻守に阻まれたり、バーを越えたりとなかなか決まらない。だが長春の堅い守りも長くは続かなかった。後半9分、李東国がペナルティーエリアで密集する相手DF陣をかわし、豪快なミドルシュートをゴールネットに突き刺した。李東国は「チャンスが多かったのに1点しか挙げられなかった点は、今後に向けて考えるべき」と反省の言葉を口にした。

 ACLは32チームが4チームずつ、八つの組に分かれて1次リーグを行い、各組の1、2位が決勝トーナメントに進出する。全北が残り2試合に負けて現在3位の長春(1勝3敗)が2勝した場合、両チームが同率で並ぶが、この場合は直接対決の戦績で決めるという原則により、長春に2勝した全北が決勝トーナメントに進出する。昨年のACLチャンピオンである浦項(H組)は、アウェーで山東(中国)と対戦し、金在成(キム・ジェソン)、キム・テスのゴールで2-1で勝利を収めた。浦項は3勝1敗となり、決勝トーナメント進出に一歩近づいた。

キム・ドンソク記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

このページのトップに戻る