ストーリー

「ブルマーが都市伝説となった今、私の居場所はない」

男は煙草を銜え、寂しそうに呟いた。

「……買えば、いいじゃないですか」

だが、男はかぶりを振って否定する。それではいけないのだ。

「おなごが履いたやつを見たい、嗅ぎたい、撫で回したいのだ」

小さく笑った男が、背を向けた。

――もうここにはいられない、そう言った。

その背中は、時代に取り残された敗者のようだった。

消えゆく男を見送る。

数ヶ月後、男が亡くなったと伝え聞いた。

誰にも看取られずにひっそりと、憑きものが払えず死んだのだろう。

たった一言の遺言だけを残して――

「体操服では感じられない食い込みを、もう一度でいいから見たかった……」

・みずき

ひよこソフト代表

悪戯好き

・月音

ひよこソフト原画家

温厚で優しい人

・飛燕

ひよこソフト最年少のシナリオライター

狡猾で腹黒い男

・篁葉月

シナリオライター

本作を執筆した男

・とぉの

遅刻常習のグラフィックチーフ

みずきの舎弟

・ぴるきー

天然ボケのグラフィッカー

花粉症のロ○コン

・栗原

営業・広報

みずきの舎弟

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