 |
2010年3月31日(水) 19:30 |
|
|
 |
国道フェリー1日16往復に
宇野と高松とを結ぶ国道フェリーが、4月1日から6往復減って1日16往復となります。
国と自治体による協議会で話し合いが続く中で、経費削減をしながらの約3か月の運航継続ですが、従業員からは先行きへの不安の声が聞かれます。 国道フェリーは、先月、今月26日での廃止を発表した後、瀬戸大橋の新しい料金がわかるまでの約3か月に限って運航継続を決めました。 しかし、経費削減のため、1日からは3隻の船を2隻に、1日の便数を22往復から16往復に減らします。 減便に合わせ、109人の従業員のうち、31日までに港などで勤務する9人が退職することをうけ、高松港で行なわれた31日の朝礼で、車の誘導にあたる従業員には、1日からの新しい勤務内容が説明されました。 それは船の発着がない時間帯は、他の仕事もするというものでした。 船員について、会社は、関連会社のフェリーへの出向などで45人から38人に減らす方針ですが、詳細についてはまだ決まっていません。 30日開かれた国と自治体の協議会では、航路の需要を調査することで一致しました。 当面の運航継続期間の先はどうなるのか。 利用者や従業員が見守る中、国や自治体の協議のめどは見えていません。
|
|