 |
2010年3月31日(水) 19:30 |
|
|
 |
笠岡沖で春のタイ漁が本格的始まる
岡山県の西部、笠岡市沖の瀬戸内海では春のタイ漁が本格的に始まりました。 海にも、嬉しい春の訪れです。
笠岡市高島沖の瀬戸内海です。 漁業を営んで25年になる妹尾陌正さん。 冬の間2ヶ月近く休んでいた漁を31日から再開しました。 31日の水温は10度前後。漁業者にとっても嬉しい、水ぬるむ春です。 妹尾さんが定置網を仕掛けているのは、稚魚の放流や漁礁の整備が進み、タイの好漁場となっているポイントです。 手繰り寄せる網に、期待が高まります。 31日朝あがったタイは30匹以上! 中には長さ60センチ、重さ3キロは超えるであろう大物もありました。 桜の季節にあがる春の縁起物、「サクラダイ」。 黒っぽいオスよりもメスの方が桜色がより鮮やかです。 他にも、カワハギ、スズキ、メバルなど春の魚が続々とあがりました。 一方で気がかりなのが、暖かくなると増えてくるというクラゲです。 4月から5月にかけては魚島と呼ばれるほど魚が豊富になる、春の瀬戸内海です。 妹尾さんは、31日のような大漁が続くシーズンであることを、期待しています。
|
|