y.yositake
2010-03-17 07:00:00

「思い込み」と「信念」

テーマ:会社経営・戦略
先日、起業家の人達が集まる勉強会に行きました。
その時のテーマは、『脱・思い込みの経営』。

講師の方曰く
「社長、特に自分で起業し社長となった人は
すべからく思い込みの強い人種である」とのこと。
確かに、と納得するところがあります。


「個人で立ち上げた会社の約80%が5年後に消滅し、
10年後残っているのは全体の約3%」という統計もあるように、
起業して成功するのはそう簡単ではなかったりする。

僕の起業家仲間にも
「成長し続ける会社にした社長」と
「残念ながら会社を続けることができなかった社長」
の両方がいるけど、
そのどちらの人達も強い思い込みを持っています。

失敗した社長さんだけでなく
今成功している社長さんも。

「この違いは何なのか?」

・・・そのセミナーが終わってからも
僕はずっと一人で考えていました。


失敗の1つのパターンには
「自分の思い込みにロジックを合わせてしまう」
「単なる思いつきを自分勝手なロジックにして考えを進めてしまう」
ことがあるように思います。

その結果、うまくいかなければ
軌道修正を余儀なくされる訳ですが
そこそこうまくいったりすると、タチが悪い。

その思い込みとロジックを唯一無二としてしまうから。

その後様々な要因変化が起きた際も
当初の成功の方程式を組みかえないままでいったりすると、
どんどん歯車が合わなくなってきて
後戻りができなくなっていく。

そうなると、後はクラッシュしかない。。。。


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かけがえのない存在として世の中に受け入れられている
エクセレントカンパニーでは、
創業者の思い込みは単なるビジネスモデルにとどまらず
信念・哲学にまで高められている。

あの稲盛さんも
何千回・何万回と「これでいいのか?」と自問自答した結果
今の思想・哲学に行き着いたのか。

今渦中の自動車メーカーさんも
自社の企業理念が試されているといったところでしょうか。


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僕は、『脱・思い込み』でなく
『思い込みを信念まで昇華させたい』。

そのためには、自分の思い込みに冷静な検証を加えることが必要。

検証とは事実を確かめること。
いろんな段階における経営判断に対する検証は、
定量的アプローチでかなりの部分行える。

しかし、思い込みを信念にまで昇華させるための検証には、
定量的アプローチ以外に
自分の「内なる声」や
スタッフ・お客様からの「外なる声」に耳を傾けることが
とても重要だと思っています。
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