亀父騒動でJBCが大毅-坂田仲介拒否も
日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛事務局長(48)は3月31日、交渉が難航しているWBA世界フライ級王者亀田大毅(亀田)-同級7位坂田健史(協栄)の仲介役をやめる可能性を示唆した。同27日のWBC世界フライ級王座統一戦(亀田興毅-ポンサクレック)後、敗れた亀田史郎氏(44)が採点内容を不服として安河内氏やレフェリーをどう喝した事態を受けて、「亀田陣営と話ができる状況になっていない。これ以上はもう難しい」と話した。
もともと大毅-坂田戦は、WBAが対戦を義務づけていた。しかし、両陣営が以前のファイトマネー支払を巡って係争中であることなどから交渉が難航。WBAが同事務局長に両陣営の仲介役となるよう要請していた。しかし、今回の一件を受けて安河内氏はWBAに事態を報告。「WBAには間に入ってほしいと言われて努力していましたが、WBAに判断をお願いしたい」と話した。大毅の世界王座奪取戦から約2カ月、大毅-坂田戦の交渉は再び振り出しに戻ることになった。さらに同事務局長は、早ければ東日本ボクシング協会の緊急理事会が行われる6日にも、JBC倫理委員会を開き、史郎氏と亀田ジムの五十嵐会長の処遇を検討する意向を明かした。
[2010年4月1日8時16分 紙面から]
関連ニュース
※ニュースの日記を書く方法はこちらで紹介しています。
このニュースには全0件の日記があります。
- スワガーがジェリコに勝ち1年半で王者に [1日08:33]
- K1で3D撮影、谷川EPが魅力を解説 [1日08:25]
- 亀父騒動でJBCが大毅-坂田仲介拒否も [1日08:16]
- 元王者マイケルズ引退、リベンジ果たせず [31日09:38]
- 亀田史郎氏どう喝問題で4・6緊急理事会 [31日07:35]
- 問題山積…JPBA大橋新協会長の手腕に期待 (原功「BOX!」) [3月31日]
- 目が離せない「スーパー・シックス」第2ステージ (原功「BOX!」) [3月24日]
- 米国“ヘビー級王座奪回”なるか?タイトルマッチ2連戦 (原功「BOX!」) [3月17日]
- 内山5月初防衛グラナドス戦“鬼門”突破なるか (原功「BOX!」) [3月10日]
- 長谷川V11戦モンティエル戦は“ファミリー”の戦い (原功「BOX!」) [3月3日]
ソーシャルブックマークへ投稿
ソーシャルブックマークとは