(cache) 米長官、中国の一人っ子政策批判 「忌まわしい」 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 米長官、中国の一人っ子政策批判 「忌まわしい」

     【ガティノー共同】クリントン米国務長官は30日、人工妊娠中絶などによる個人の家族計画に政府がかかわるべきではないと述べ、1夫婦の子を1人に制限する中国の「一人っ子政策」を「忌まわしい」と強く批判した。

     カナダでの主要国(G8)外相会合後の共同記者会見で、母子の健康へのG8の取り組みに関する質問に答えた。米閣僚が国際会議の場で中国の人口政策への不快感をあらわにした格好で、中国の反発が予想される。

     長官は、中絶などをするかどうかは、良心や宗教観に基づく個人の判断だと指摘。中国の一人っ子政策は「強制的な中絶により実施されており、忌まわしい」と訴えた。

     またルーマニアのチャウシェスク大統領が89年に処刑されるまで極端な人口増加策を推し進め、政令で女性1人につき5人の子どもを出産するよう命じた事例も挙げ、いかなる政府も女性の家族計画の権利を奪うべきではないと強調した。

      【共同通信】