UNITAR国際訓練センター7月開設 /済州

 環境、平和、安保分野の専門家を育成する国連訓練・調査研究所(UNITAR)の国際訓練センター(CIFAL)が7月、済州道に設立される。

 済州道は29日、UNITARと国際平和財団と共同で30日に済州道庁に国際平和財団傘下にUNITAR国際訓練センターを設立、同センター運営に向けた了解覚書(MOU)を締結すると発表した。済州国際訓練センターは、アジア太平洋地域の幹部公務員と指導者らを対象に、環境や人間、安保などに関する教育、セミナー、ワークショップを行い、政府と国際機構、非政府組織(NGO)間の国際協力と交流を活性化させる役割を担う。事務局は、西帰浦市の中文慣行団地内の国際センターに設置され、7月から運営が開始される。済州道は済州道国際訓練準備センターの準備段階として、外交通商部の大使級所長1人と研究員3人でからなる準備団を構成する。UNITARは1965年に設立、環境、平和、安保分野の教育訓練機能を遂行し、地域訓練センターは該当地域の加盟国でセミナーやワークショップなど訓練プログラムを運営している。

オ・ジェヨン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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